[ナンタケット(米マサチューセッツ州) 7日 ロイター] - マサチューセッツ州のナンタケットのバーで2016年に当時18歳の男性に性的暴行をしたとして強制わいせつの容疑で訴追された俳優ケヴィン・スペイシー被告(59)が7日、同州の裁判所に出廷し弁護人が無罪を主張した。

 弁護側は「明らかに虚偽の主張」に基づく訴えだと強調。男性が被告との会話などについて、当時のガールフレンドと何度もテキストメッセージなどでやりとりしていたにもかかわらず、性的暴行にはまったく触れていないとの警察資料を指摘した。スペイシー被告は発言しなかった。

 弁護側は、被害を受けたとされる男性の携帯電話にあるデータについて、事件のあった2016年7月7日から半年間の全てのデータを証拠として保全するよう要求した。

 この件は、2017年にボストンの元テレビジャーナリストが息子がスペイシー被告から性的暴行を受けたと記者団に述べたことから発覚した。起訴状によると、被告は「酔っ払おう」と言いながら男性に酒を飲ませ、男性の体を何度もさわったという。