バレンタインの季節は、恋人がいる人もいない人も、恋愛について考えることが多くなります。そこで、こんな恋がしたいと思う3作品と、思わず惚れちゃう色男が登場する3作品をピックアップ。誰かを思う気持ちっていいものです。

こんな恋したい!

『雪の華』(2月1日公開)

(C) 2019 映画「雪の華」製作委員会

見どころ解説

中島美嘉の大ヒットラブソング「雪の華」を基に、『ホットロード』の登坂広臣と『ニセコイ』の中条あやみを主演に迎えた切ないラブストーリー。フィンランドと東京を舞台に、余命わずかなヒロインと1か月だけの約束で恋人役を引き受けた青年の、密度の濃い大人の恋の物語を描写する。フィンランドロケで描かれる北欧の優美な街並みや豊かでダイナックな大自然と、人生最初で最後の恋に落ちる男女の姿に胸が震える。

(C) 2019 映画「雪の華」製作委員会

こんな恋がしたい!

恋はいつだって突然で、まさに雷に打たれたようにいきなり恋に“落ちる”のだ。たとえそれがあと一年の命の女性だったとしても……。幼い頃から病気がちで夢さえ見ずに生きてきた美雪にとって、偶然出会った悠輔に100万円で1か月だけ恋人になってくれるよう頼むのは、一か八かの賭けだったのかもしれない。たとえ疑似恋愛であっても、恋人としたいことリストを作り、初デートに心弾ませる美雪と、次第に彼女に惹(ひ)かれていく悠輔の姿に胸が締め付けられる。期間限定という条件付きだからこそ余計に燃え上がる、恋の炎に思い切り身を焦がしてみたい。

『翔んで埼玉』(2月22日公開)

(C) 2019 映画「翔んで埼玉」製作委員会

見どころ解説

埼玉県民が東京都民に迫害を受けているという架空の設定で、埼玉県をとことんディスるコメディー。人気コミック「パタリロ!」などの魔夜峰央のコミックを基に、『テルマエ・ロマエ』シリーズの武内英樹監督が映画化。映画版オリジナルの要素もちりばめながら、東京との境を越えるために必要な「通行手形」撤廃を巡って、埼玉VS東京、埼玉VS千葉、さらには神奈川の暗躍などが繰り広げられる。東京の超名門校に通う都知事の息子役を二階堂ふみが怪演するほか、GACKTや伊勢谷友介、京本政樹など個性的なキャストがそろう。

(C) 2019 映画「翔んで埼玉」製作委員会

こんな恋したい!

東京都知事の息子で超名門校を牛耳る生徒会長の壇ノ浦百美。片や、転入してきたアメリカ帰りの帰国子女で経済界の大物の御曹司、しかし真の姿は隠れ埼玉県人で、都知事になって埼玉県の東京への通行手形を撤廃するという野望を胸に秘めている麻実麗。超勝気な百美だが、最初は麗を敵視しながらも心を奪われると一転。東京都民と埼玉県民の2人の関係は許されるはずはないが、数々の障害を乗り越えて、恋人であり同志のようなきずなで結ばれていく2人。見目麗しいGACKTと男装の二階堂ふみのボーイズラブな展開にドキドキ!

『フォルトゥナの瞳』(2月15日公開)

(C) 2019「フォルトゥナの瞳」製作委員会

見どころ解説

『アオハライド』『坂道のアポロン』など青春映画や恋愛映画に定評のある三木孝浩監督のもと、神木隆之介と有村架純が共演する切ない恋愛ファンタジー。原作は「永遠の0」「海賊とよばれた男」の百田尚樹の小説。幼少期に飛行機事故で家族を失った孤独な青年が、死を目前にした人がわかる不思議な目を持つことに苦悩しながら、ある選択をするまでを描き出す。青年が選ぶ究極の行動と、出会うべくして出会った2人の運命に胸を打たれる。

(C) 2019「フォルトゥナの瞳」製作委員会

こんな恋したい!

神木隆之介にとっては初の本格的な恋愛モノということでも話題の本作。その神木が演じるのは、家族と搭乗した飛行機の事故で生き残った慎一郎という青年。あまりにも辛い境遇を抱え、間も無く死を迎える人が透けて見えるという特殊な目を持ち、どこかミステリアスで人を寄せ付けない。そんな慎一郎は人付き合いが不器用なだけでとても誠実な人柄で、恋人の葵をある運命から守ろうと奔走する。慎一郎の一途な思いと行動に涙しながらも、これほど強く愛される葵がうらやましい!

色男に惚れる!

『サムライマラソン』(2月22日公開)

(C) ”SAMURAI MARATHON 1855”FILM Partners

見どころ解説

『ラストエンペラー』の名製作者、ジェレミー・トーマスら国際的なスタッフ&キャストが結集した幕末エンタテインメント。幕末の実話を基に、日本史上初のマラソン大会に挑んだ藩士たちの奮闘を描く。佐藤健、森山未來、染谷将太ら豪華キャストが、それぞれの想いを抱えて走る侍たちにふんしアツく駆け抜ける。

(C) ”SAMURAI MARATHON 1855”FILM Partners

ここに惚れる!

佐藤健が演じる唐沢甚内は藩に仕える侍だが、それは仮の姿。正体は藩の不穏な動きを監視する、幕府が放った隠密、すなわちスパイ! とはいえ藩にも愛着がある、人間味あふれる温かいキャラクターだ。そんな彼が、マラソン大会のさなかに幕府による藩取り壊しの陰謀を知ったことから、自責の念に駆られて危機に立ち向かう。手ごわい刺客を次々と倒す勇ましさ。正体がバレたら死罪は免れないのに、それでも藩を救おうとする強い責任感。そして、藩のためにひたすら走り続ける気力。スジを通そうとする、そんな侍の心意気にグっとくる!

『半世界』(2月15日公開)

(C) 2018「半世界」FILM PARTNERS

見どころ解説

『亡国のイージス』などの阪本順治監督と、『十三人の刺客』などの稲垣吾郎が初タッグを組み、人生の折り返し地点に差しかかった男たちが自分自身を見つめ直す姿を描く。地方都市で炭焼き職人として生きる主人公が、突然帰省した中学時代の親友との交流を通して、次第に仕事や家族との関係を再構築していく。元自衛官の長谷川博己、主人公の妻の池脇千鶴、親友の渋川清彦らのアンサンブルで織り成すそれぞれの人生が胸に沁みる。

(C) 2018「半世界」FILM PARTNERS

ここに惚れる!

山の中での炭焼きが生業のため、ガテン系ファッションにヒゲ面にニット帽がトレードマークの主人公・紘。どう見てもサエない中年男性だが、妻や息子のために、黙々と一人で力仕事と得意先回りをこなす昔気質の職人の姿にほだされる。いつもは妻に愚痴や文句を言われる頼りない夫だが、ここ一番という時には一念発起して苦悩する友を助け、息子のイジメとも向き合う紘の姿がカッコいい。さらに、妻が同窓会に出席して元カレと会うと知ると、つい心配でヤキモチを焼くかわいい一面も。少年の心を併せ持つ、大人の男のチャーミングさに母性本能をくすぐられる。

『アクアマン』(2月8日公開)

(C) 2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & (C) DC Comics”

見どころ解説

ワンダーウーマンやバットマンを擁するDCユニバースの最新作。海洋に君臨する王者アクアマンの冒険が展開。人間の子どもとして陸で育てられた彼は海底王国の陰謀を知り、戦いに身を投じる。『ワイルド・スピード SKY MISSION』のジェームズ・ワン監督が“海の『スター・ウォーズ』”というべきスペクタクルを演出。

(C) 2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & (C) DC Comics”

ここに惚れる!

灯台守をしている人間の父と、海底王国の女王である母の間に生まれたアクアマンは、とにかく自由で豪快なヒーロー。怪力を持ち、動きも俊敏で、海洋生物と意思の疎通ができ、自在にそれらを操ることができる。ハッキリ言って、地上には敵ナシの頼もしさで、海賊退治もお手の物。束縛を嫌い、朝からビールを飲んではジョークばかり言っているが、一方では老いた父をいたわる優しい面もある。オチャメな人間味と、長髪&ヒゲのワイルドな風ぼうで、ギャップ好きにはたまらない!

シネマトゥデイ編集部