23日、映画『メリー・ポピンズ リターンズ』(2月1日全国公開)のジャパンプレミアが都内で行われ、来日中の女優エミリー・ブラントが登壇した。初来日となったエミリーは、会場に集まった約300人のファンを前に「今回が初めての日本。滞在している1分1分を、大切にすごさせてもらっております。温かい歓迎を下さって本当に感謝しています」と笑顔を見せた。

 映画『メリー・ポピンズ』(1964)の約半世紀ぶりとなる続編は、再びバンクス家に舞い降りた魔法使いメリー・ポピンズ(エミリー)が魔法で起こす奇跡を描いたファンタジー。この日は、日本語吹替キャストの平原綾香(メリー・ポピンズ役)と谷原章介(マイケル役)も出席した。

 谷原のエスコートで登場したエミリーは、「わたしの一番好きな食事は日本食。今回は、本物の日本食をいただけて大変幸せです」とスピーチ。観光の時間が十分とれないことを残念がりながら、「次回はぜひ、仕事ではない時に来て、日本を散策してみたい」と再来日を熱望した。

 本作でメリー・ポピンズを演じたエミリーは、劇中で披露する「踊り」に苦労したそうで、「ダンサーのレッスンを受けたことがないので大変な挑戦でした」と撮影を振り返る。前作でメリーを演じた女優ジュリー・アンドリュースのイメージに挑むプレッシャーもあったといい「自分なりのメリー・ポピンズを作る勇気を持つことが大切でした」と明かす。

 そんなエミリーに平原は、日本版エンドソング「幸せのありか」を生歌で披露。エミリーから「わたしの歌よりずっと素晴らしかった。平原さんが吹替えを担当してくれて本当に嬉しい」と絶賛された平原は、「大好きな女優さんにそんな風に言ってもらえて嬉しい」と感激の様子。アフレコではエミリーふんするメリーの雰囲気を崩さないよう、何度もイメージトレーニングを重ねたといい、「吹替えの経験は2回目。不慣れな部分もあったのですが、スタッフの皆さんのおかげで素晴らしいものになったと思います」と自信をのぞかせた。(取材・文:名鹿祥史)