昨年2018年に連続テレビ小説「半分、青い。」(NHK)、ドラマ10「女子的生活」(同系)、『走れ!T校バスケット部』など話題作に次々と出演し注目を集めた志尊淳。彼のルーツといえば、ミュージカル「テニスの王子様」こと“テニミュ”。多くの有名俳優を輩出してきた生きる伝説的作品である。今年、志尊に続くブレイクに期待が寄せられる“テニミュ”出身俳優を紹介する。

ネクストブレイク候補No.1!? 塩顔イケメン・柾木玲弥

ミュージカル「テニスの王子様」は、漫画家・許斐剛による同名漫画『テニスの王子様』(※現在は『ジャンプSQ.』にて『新テニスの王子様』として連載中)の舞台版。2003年に1stシーズンが上演され、現在上映中の3rdシーズンで累計動員数260万人を突破している。

今では「2.5次元ミュージカル」の代名詞として語られる存在となった同舞台。キャストは、オーディションで見いだされた、選りすぐりの新人たち。過去には斎藤工や城田優、和田正人、瀬戸康史などもテニミュに出演している。

そんな“大化け”の可能性を秘めるテニミュ出身者の中にあって、今年ネクストブレイクの呼び声が最も高いのが、2011年・2012年に山吹テニス部のマネージャ・壇太一役を演じた柾木玲弥だ。

近年流行の“塩顔”で女性に人気の柾木だが、真の武器はその演技力。去年2018年は、『銀魂2 掟は破るためにこそある』『ゆずりは』、そしてドラマ「今日から俺は!!」(日本テレビ系)など話題作に立て続けに出演。『銀魂2 掟は破るためにこそある』では真選組の監察方・篠原進之進役、『ゆずりは』では葬儀社で働く真面目な青年・高梨歩役、「今日から俺は!!」ではツッパリの佐川直也役と、タイプの異なる役をそれぞれ見事に演じ“カメレオン俳優”としての頭角を現した。

さらに今年2月8日には全身整形を受けてアイドルを目指す極道の男・杉原和彦役で出演する『Back Street Girls -ゴクドルズ-』が公開。柾木史上、最も癖の強いキャラクターとなる予感だ。

熱演であわや低体温症に?熱血俳優・桜田通

2006~2007年に主人公・越前リョーマ役をつとめた桜田通もネクストブレイクの筆頭格だ。桜田は、「クズの本懐」(フジテレビ系・2017年)でドラマ初主演にしてベッドシーンを演じ話題となったほか、『EVEN~君に贈る歌~』(2018年)には音楽バンド「EVEN」のメインボーカル役で出演。実際に同バンド名義でメジャーデビューも果たすなどミュージシャンとしても活動している。

今年は、現在放送中の「パーフェクトクライム」(ABCテレビ・テレビ朝日系)に出演のほか、劇場版『リケ恋~理系が恋に落ちたので証明してみた。~』(ドラマ版は2018年に放送)が2月1日に封切り。また、主演映画『ラ』も4月5日に公開と出演作が目白押しだ。

『ラ』では、氷点下3度の寒さの中、約3時間で15トンもの水に打たれ泥まみれになるシーンを撮影し、低体温症になりかけたという桜田。体当たりで役に挑む熱血ぶりには、実力派俳優の片鱗がきらりと光る。

芸歴の長さが花開く!? 子役出身俳優・小関裕太

現在、冬ドラマ「新しい王様」(Paravi・TBS系)で好演中のほか、2月22日公開の『サムライマラソン』にも出演の小関裕太。テニミュでは2011年~2012年に青学の菊丸英二役をつとめたことで知られるが、それ以前は“テレビ戦士”として「天才テレビくん」(NHK)に出演していた子役出身俳優でもある。

昨年は、その甘いマスクがハマり役となった『私に××しなさい』のモテ男・北見時雨役、金髪ロン毛にビジュアルを変え挑んだ『春待つ僕ら』の天才バスケ少年・神山亜哉役で世の女性たちにときめきを与えた。

そして連続テレビ小説「半分、青い。」(NHK)では、アメリカ生まれ・アメリカ育ちの健人役で朝のお茶の間に癒しを届けた。同作劇中では、「This is so good!」(すごくおいしい)など発音のいい英語を披露。過去インタビューでは、ある程度の英語は父親から教わり、話せることを明かしており、語学堪能な素顔をのぞかせている。今後はひょっとすると、“バイリンガル俳優”としてブレイクする可能性もあるかもしれない。

(文/ナカニシハナ)