原泰久の大ヒットコミックを山崎賢人主演で実写映画化した『キングダム』がまもなく公開されます。今回は映画の中でも特に重要な要素である「衣装」をクローズアップ!

ということで、やってきたのが3月26~27日に六本木ヒルズ・大屋根プラザにて行われた「映画『キングダム』写真展 shot on α」です。写真家の菊池修が撮影したメイキング写真が展示されていました。

キャストやスタッフが作品について熱い思いを語るメイキング動画も公開され(この動画は Sony - Stories のYouTubeチャンネルで見られます)、2日間で約4,500人もの人が訪れたそうです。すごいですね。

これが実写キングダムの衣装だ!

そんな写真展の奥の方に設置されていたのが、信、エイ政、楊端和、河了貂、成キョウ、王騎の衣装です。

まずは信

山崎賢人が演じた信は天下の大将軍になることを夢見る奴隷の少年というキャラクター。奴隷ということもあってか、服はかなりボロボロなデザイン。

靴もあまり履き心地がよさそうには見えません。

信の迫力のアクションは本作の大きな見どころのひとつ。「この衣装には山崎さんの汗がしみこんでいるんだろうな」といういらぬ妄想が頭をよぎり、男同士だし、いいかと思わず匂いをかぎましたが、普通に布の匂いでした。

続いてエイ政

エイ政は秦国の若き王であり、後の始皇帝。劇中では腹違いの弟・成キョウが起こした反乱により王宮を追われる身になっています。

吉沢亮が演じたエイ政の衣装は、信と比較するとその高級感は圧倒的。秦の時代の皇帝の象徴である龍がお腹のとこにいます。

靴もとても歩きやすそうでした。

すごい迫力、楊端和!

長澤まさみが演じた山の民を束ねる“山界の死王”・楊端和のビジュアルはハリウッドでも活躍するコンセプトアーティストの田島光二が担当。

さすが死王……仮面、怖いです。

この仮面はすごく迫力があり、角に刻まれた模様など細部へのこだわりも見てとれました。

後ろから見るとこんな感じ。

靴もすごいです。

なんかほっこり!河了貂の衣装

山民族の末裔・河了貂の蓑型戦闘服はミミズクやフクロウをモチーフにしています。許可をもらって少しだけ触ってみたところフワフワの触り心地でした。

河了貂役を務めた橋本環奈は昨年10月に行われた製作発表記者会見で、意外に重くて大変だったと語っていました。

こんな風にパカっと開きます。胴体部分は衣装部、頭部は特殊造形が担当しています。

靴も可愛らしいデザインでした。

高級感バツグンの成キョウ

特に光り輝いていたのがクーデターによって王座をエイ政から奪う成キョウの衣装。

金色が印象的に使われていて開くとこんな感じ。ここにも龍がいますね。

この冠に佐藤信介監督は強いこだわりを持っていたそうで、成キョウ役の本郷奏多は製作発表記者会見で、衣装合わせの場所には何十種類もの冠が用意されていたと明かしていました。

でかい!重そう!王騎の鎧

秦の「六大将軍」最後の一人・王騎の衣装について王騎役の大沢たかおは、監督と美術スタッフたちがこだわり抜いて妥協がなかったと話していました。

その言葉の通り、さすが大将軍という鎧です。

細かいデザインも秀逸でした。

製作発表記者会見で吉沢亮は「大沢さんの体の大きさが尋常じゃなくて、立っているだけでも説得力がすごかった」と共演シーンを振り返っていましたが、大沢の役者としての体づくり+この迫力の鎧で王騎ができあがったのでしょう。

シネマトゥデイ編集部・海江田宗