GW明け、五月病でうつうつとした気分の人も多いはず。何かにアツくなったり、男前を堪能したりして、五月晴れのようなさわやかな気分にする映画を紹介します!

【何かにアツくなっちゃおう!】

『コンフィデンスマンJP』(5月17日公開)

(C) 2019「コンフィデンスマンJP」製作委員会

見どころ解説

 テレビドラマ「リーガルハイ」シリーズをはじめ、テレビや映画などで活躍する売れっ子シナリオライター、古沢良太の脚本による人気ドラマの劇場版。あくどい金の亡者から大金を騙しとってきた凄腕の信用詐欺師三人組が、香港マフィアの女帝が持つダイヤを狙って奔走する。長澤まさみ、東出昌大、小日向文世ら、テレビシリーズでおなじみのキャストが再結集。騙し、騙され、予想を裏切るスリリングな展開から目が離せない。

(C) 2019「コンフィデンスマンJP」製作委員会

アツいぜ!ポイント

 ダー子、ボクちゃん、リチャードの詐欺師三人組が挑むのは、血も涙もない香港マフィアの女帝が持つダイヤ。標的のレベルが高すぎて、命懸けのミッションとなるのは容易に想像がつくが、それでも屈託なく的にしてしまうのが彼らのすごいところ。とくに大金に目がないヒロイン、ダー子は猪突猛進。同じダイヤを狙っている詐欺師の元カレと再会して、ロマンスの再燃により事態は混沌としてくるが、なにしろ彼女は天才的な頭脳を持っているのだから、それはあくまで見せかけかも!? とにかく見ているだけでアツくなり、気持ちよく騙される!

『映画 賭ケグルイ』(5月3日公開)

(C) 2019 河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・「映画 賭ケグルイ」製作委員会

見どころ解説

 シリーズ累計発行部数500万部を突破した人気コミックに基づくテレビドラマの劇場版。勝利がすべて、負ければ家畜扱いというギャンブルが絶対の学園を舞台に、リスクを負うことに快感を覚える天才少女の激闘をスリリングに描く。普段は物静かだが勝負が盛り上がるほど狂気に憑かれる主人公を筆頭に、クセのあるキャラクターたちが激突。主演の浜辺美波、監督の英勉らテレビ版でおなじみのスタッフ&キャストが顔をそろえる。

(C) 2019 河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・「映画 賭ケグルイ」製作委員会

アツいぜ!ポイント

 舞台となる高校では、生徒会主催によるギャンブル大会が開催されるが、これに賭ケグルイの主人公、夢子が燃えないワケがない。とはいえ、今回の敵は生徒会という巨大な権力で、大会の裏側には反乱分子の理不尽な排除という目的もある。夢子にしてみれば、目の前の勝負にただ勝てばいいというわけではない。しかし、ハードルが高ければ高いほど燃えるのが彼女のスゴいところ。一見すると清楚な美少女だが、勝負がヒートアップすればするほど顔つきも変わる。緊迫のカードゲームが繰り広げられるクライマックスの壮絶な変ぼうぶりにエキサイト!

『さよならくちびる』(5月31日公開)

(C) 2019「さよならくちびる」製作委員会

見どころ解説

 小松菜奈と門脇麦がミュージシャンにふんする青春ストーリー。解散ツアーで各地のライブハウスを移動する二人とマネージャーの旅を通して、切ない恋や音楽への熱い思いを紡ぐ。彼女たちのマネージャー役で成田凌が共演。メガホンを取るのは、『害虫』や『カナリア』などの塩田明彦。タイトルと同名の主題歌を秦基博が、さらには挿入歌をあいみょんが担当。二人が書き下ろしたキャッチーな楽曲、小松と門脇のギターと澄んだ歌声が心にしみる。

(C) 2019「さよならくちびる」製作委員会

アツいぜ!ポイント

 音楽に夢中なハルとレオ。ギター初心者のレオはハルと出会い、ハルに手ほどきを受け、ハルについていくと決め、女性デュオ“ハルレオ”を結成するまでに。しかし時が経ち、解散を決意。ハルとレオは何かとぶつかり合い、ただひとりのスタッフであるマネージャーのシマも加えた3人が、それぞれに一方通行の想いを寄せていて、常にギスギスしたムードが漂っている。ところが、ステージに立てばハルとレオの息はぴったり。何かにアツくなるほど衝突することはありがちだけれど、一度壊れた関係を再び修復してくれるのは、そのアツくなれるものをおいてほかにない!

【男前を堪能しちゃおう!】

『居眠り磐音』(5月17日公開)

(C) 2019映画「居眠り磐音」製作委員会

見どころ解説

 佐伯泰英による“平成で最も売れている時代小説シリーズ”に、時代劇初主演の松坂桃李が挑戦。居眠りをする老猫のような剣術で「居眠り剣法」とあだ名される剣の達人が、幼なじみを斬るという痛ましい体験によって故郷を離れ、江戸で浪人となって生きる姿を描き出す。共演者は木村文乃、芳根京子、柄本佑など豪華。『超高速!参勤交代』シリーズで時代劇にスマッシュヒットをもたらした本木克英監督が、鮮やかな殺陣としっとりとした人情劇で再び時代劇の魅力を際立たせる!

(C) 2019映画「居眠り磐音」製作委員会

男前だぜ!ポイント

 主人公の磐音はおっとりした性格と優しい人柄、そして友情に厚い若き武士。荒っぽさとはほど遠く、そこが好感を抱かせるポイントでもありながら、ひとたび剣を手にすればそのイメージは一変。「居眠り剣法」と呼ばれてはいるものの、剣を持つ磐音の周りには緊張感がみなぎり、独特の型で相手を討つ姿はかっこよさの極致!! 江戸の長屋で親しくしている人たちも、お人好しの浪人と思っていた磐音の巧みな剣術を目にして驚きを隠せない。家族や故郷と決別した過去を背負いながら悪をこらしめる磐音の姿は、陰とスゴ味を感じさせ、女心を鷲掴みにする。

『チア男子!!』(5月10日公開)

(C) 朝井リョウ/集英社・LET’S GO BREAKERS PROJECT

見どころ解説

 映画化もされ好評だった「桐島、部活やめるってよ」の直木賞作家、朝井リョウの同名小説を実写映画化したスポ根青春映画。実在の男子チアリーディングチーム“SHOCKERS”をモデルに、柔道から一転、親友と共に畑違いの男子チアチームを結成して大舞台を目指す主人公たちの姿を追いかける。若手注目俳優の横浜流星と中尾暢樹がダブル主演を務め、瀬戸利樹や浅香航大らも加わり披露する華麗かつ大胆、そして何よりチームワークと仲間たちの絆から生まれるパワフルなチアの演技に見ほれる。

(C) 朝井リョウ/集英社・LET’S GO BREAKERS PROJECT

男前だぜ!ポイント

 世間では女子のチアリーディングの認知度は高いものの、悲しいかな男子チアリーディングの知名度はイマイチ。だが、そんなことはおかまいなしで、より高く、より美しく翔ぶために、死に物狂いで日々のつらい練習に励む男子たちに胸キュンする。柔道一家に生まれながらも柔道に向かない性格だったり、運動が苦手なポッチャリ型だったり、対人関係に難ありだったりするチア男子たちが、お互いを信じ支え合いながら一つのチームになっていく姿が美しい。他人の目を気にすることなく、自分の意思でスタートしたチア道をトコトン極め、コンプレックスを乗り越えて、一人前の“男”に成長するメンバーそれぞれが頼もしく男らしい。

『空母いぶき』(5月24日公開)

(C) かわぐちかいじ・惠谷治・小学館/『空母いぶき』フィルムパートナーズ

見どころ解説

 西島秀俊と佐々木蔵之介ら豪華キャストが共演を果たし、かわぐちかいじのベストセラーコミックを映画化したクライシス超大作。国籍不明の軍事勢力に日本の領土を侵犯されたため、現地へと向かう航空機搭載型護衛艦「いぶき」のクルーたちを中心に、それぞれの立場の人々が必死に国民の生命と平和を守ろうとする姿に迫る。『沈まぬ太陽』などの若松節朗監督がメガホンを取り、政治家や自衛隊員、そしてたまたま護衛艦に乗り合わせた記者たちのドラマを多面的に映し出す重厚な物語が胸に迫る。 

(C) かわぐちかいじ・惠谷治・小学館/『空母いぶき』フィルムパートナーズ

男前だぜ!ポイント

 西島秀俊演じる秋津艦長は、航空自衛隊のエースパイロットから、航空機搭載型護衛艦「いぶき」の初代艦長に抜てきされた変わり種のエリート。一方、佐々木蔵之介演じる、秋津と防衛大で同期だった副長兼航海長の新波は海上自衛隊一筋だ。そんな水と油の二人が国の一大事に偶然同じ艦に乗り合わせ、自分なりのベストを尽くそうとお互い火花を散らす姿が男らしくてカッコいい。一歩間違えれば多くの人命が失われる危機的状況の中でも常に沈着冷静。これまでの訓練の成果を生かし、攻撃機にミサイルで反撃する男たちの勇気と男気にシビれる。撃ち落とした敵機のパイロットも武士の情けで命を助ける艦長の、度量の広さはまさに男の中の男!

シネマトゥデイ編集部