今週のクローズアップ

認知症になった母親とその介護の日々を、娘自身のメガホンでユーモアたっぷりに描いて大きな反響を呼んだ、2012年公開のドキュメンタリー映画『毎日がアルツハイマー』。その続編が7月19日から公開されるのにあわせ、高齢化の進む日本ではますます注目度が増してきている認知症を題材にした映画を紹介していきます。

■『毎日がアルツハイマー』シリーズ

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『毎日がアルツハイマー』※DVD 価格:3,240円(税込み)
発売元:シグロ 販売元:紀伊国屋書店 - (C) 2012 NY GALS FILMS

2012年に公開された『毎日がアルツハイマー』は、認知症になった母親とその介護の日々を、娘である関口祐加が撮ったドキュメンタリー映画で、YouTubeで公開した記録動画の反響を受けて製作された作品だった。関口監督は、日本の大学を卒業後にオーストラリアに渡り、1989年のドキュメンタリー映画『戦場の女たち』で映画監督デビュー。同作を含めた監督作3本全てが、世界各地の映画祭で多数の賞を受賞している。オーストラリアで大学の講師なども務めていたが、妹夫婦が2階で暮らす住居の1階で一人暮らしをする母・ひろこさんに認知症の症状が現れ始めたことから、その介護のため2010年に帰国した。関口監督は約29年ぶりにひろこさんと暮らし始め、カメラは認知症の母親をつぶさに記録していくことになる。

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映画『毎日がアルツハイマー』より関口監督の母のひろこさん
- (C) 2012 NY GALS FILMS

ひろこさんは2010年にアルツハイマー型認知症だと正式に診断されるが、関口監督にとって驚きだったのは、母親が認知症発症後、以前とは見違えるように喜怒哀楽がはっきりとし、明るくあけすけな性格へと変貌したことだという。ひろこさんは度々騒動を巻き起こすが、関口監督自身によるユーモアたっぷりのナレーションやテロップでのツッコミなどの妙味もあって、本能のままに生きるひろこさんが非常に愛らしくチャーミングな存在に見えてくる作品となっている。また、関口監督のナレーションやテロップは、肉親である被写体を一定の距離を持って捉える効果も生み、個人的な視点にとどまらない、ユニークなドキュメンタリー映画となっている。

 

『毎日がアルツハイマー2 ~関口監督、イギリスへ行く編~』

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映画『毎日がアルツハイマー2 ~関口監督、イギリスへ行く編~』は7月19日よりポレポレ東中野ほか全国にて順次公開 - (C) 2014 NY GALS FILMS

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映画『毎日がアルツハイマー2 ~関口監督、イギリスへ行く編~』より関口監督(右)と母のひろこさん(左) - (C) 2014 NY GALS FILMS

続編となる『毎日がアルツハイマー2 ~関口監督、イギリスへ行く編~』では、関口監督が「パーソン・センタード・ケア」(以下、P.C.C.)という認知症を患う患者本人を尊重するケアの考え方に出会い、それこそが唯一無二の介護の仕方であることを確信したため、P.C.C.の発祥地で認知症介護の最先端でもあるイギリスに飛ぶ。その取材で、P.C.C.を取り入れた介護をすれば日常生活も可能であることなどが紹介され、認知症ケアにとって本当に大切なことを学ぶ関口監督と一緒に、観客も認知症の知られざる実態や向き合い方を知ることになる。認知症といっても、症状は人それぞれ全く違うため、一人一人に合ったケアが必要なのだ。この2作からは、多くの気付きとヒントを得られることだろう。

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『幸せな時間』※DVD 価格:5,184円(税込み) 発売元:株式会社ティー・オー・エンタテインメント 販売元:TO ブックス - (C)「幸せな時間」製作委員会

なお、認知症を扱ったドキュメンタリー映画としては『幸せな時間』もある。同作は、認知症を患う祖母とがんに侵された祖父を孫娘である武井彩乃が撮影し、その友人の横山善太が監督した作品だ。孫娘のカメラからは、祖母と祖父への愛情がたっぷりと感じられるが、肉親ではない監督の客観的な視点も生かされた作品となっている。『毎日がアルツハイマー』シリーズ、『幸せな時間』共に、肉親ならではの被写体に肉薄できる赤裸々さや容赦のなさと同時に、優しさも感じられる作品となっているのが興味深い。

 

■年老いた認知症の親と向き合う劇映画

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『ペコロスの母に会いに行く Blu-ray 豪華版』 価格:6,264円(税込み) 発売&販売元:TCエンタテインメント - (C) 2013『ペコロスの母に会いに行く』製作委員会

認知症を扱った劇映画の中にも、ユーモアを交えて描いた作品がある。2013年に公開された森崎東監督の『ペコロスの母に会いに行く』は、岡野雄一が実体験を基に描いた同名エッセイ漫画の映画化作品で、第87回キネマ旬報ベスト・テン日本映画第1位をはじめ数多くの映画賞にも輝いて話題となった。

❝ペコロス❞こと団塊世代でバツイチのゆういち(岩松了)は、父の死を契機に認知症を発症した母みつえ(赤木春恵)の介護が手に負えなくなり、悩みつつも母をグループホーム(介護施設)に預けることにする。ゆういちは母を見舞いに、個性豊かな老人たちが集うグループホームに通うことになるが、部屋にこもりがちなみつえの意識は、若かった過去へとさかのぼっていく。ついにみつえはゆういちのことも忘れ始めるが、記憶の中で懐かしい人たちと邂逅(かいこう)を遂げる。

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映画『ペコロスの母に会いに行く』より、ゆういち(中央)とみつえ(右)
- (C) 2013『ペコロスの母に会いに行く』製作委員会

監督の森崎東は1927年生まれで、この映画の撮影と公開時点で85歳(!)。数々の人情喜劇を手掛けてきたその手腕を発揮して、認知症介護のつらさだけでなく、母子の絆と愛情をユーモアたっぷりに描き出している。

母への愛情にあふれているからこそ、観客も認知症を患った登場人物を愛すべき存在として感じることができる。現実にはたくさんの厳しいことに向き合わねばならないだろうが、いつか自身の家族にも訪れるかもしれないことに、恐れずに向き合おうという気にさせてくれる。

認知症映画の先駆け『恍惚の人』と近年の作品

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『恍惚の人』※DVD 価格:4860円(税込み)
発売・販売元:東宝

フィクションの劇映画で、年老いた認知症の親と家族がどう向き合うのかを描いた先駆的作品に、有吉佐和子の同名長編小説を豊田四郎監督が松山善三の脚本で映画化した『恍惚の人』(1973)がある。1972年に原作が発表されると空前のベストセラーとなり、当時は痴呆といわれていた認知症や高齢者介護の問題が顕在化するきっかけとなった。

物語は、84歳の茂造(森繁久彌)が妻を亡くしてから物忘れや奇行が激しくなり、同じ敷地内で暮らす息子(田村高廣)とその家族が、介護問題にさらされることから始まる。茂造は実の息子と娘のことは忘れても、以前は虐げていたはずの息子の嫁・昭子(高峰秀子)のことはなぜか覚えている。夫は肉親にもかかわらず目を背けようとするため、昭子は悩み苦しみながらも、義理の父・茂造の介護を一身に背負うことになる。実の息子や娘が茂造を厄介者として扱う中、元は他人である息子の嫁が、人として最もその身を案じることになる。まだ認知症という概念がなかった当時に、人間同士の愛情や触れ合いを描いた作品で、映画は森繁久彌の迫真の演技も話題になった。なお、同原作は幾度にもわたって舞台化やテレビドラマ化もされている。

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『サクラサク』※DVD 価格:5,076円(税込み)
販売元:東映株式会社 発売元:東映ビデオ株式会社

『恍惚の人』は時代背景の違いを感じる部分もあるだろうが、近年の作品としては次のような映画もある。精神科医でもある和田秀樹が監督した『「わたし」の人生(みち) 我が命のタンゴ』(2012)は、認知症の父親(橋爪功)とその娘(秋吉久美子)が、認知症の「家族の会」に集う人々やアルゼンチンタンゴとの出会いを通して、人生に希望を見いだしていく姿をつづっている。また、さだまさし)の短編小説が原作の『サクラサク』(2014)は、父親(藤竜也)の認知症発症を機に、同居する息子(緒形直人)が失いかけていた妻(南果歩)や子供たちとの絆を取り戻そうと、皆で父の故郷に旅立つロードムービーとなっている。

 

『明日の記憶』

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『明日の記憶』※DVD 価格:4,104円(税込み)
発売元:東映ビデオ 販売元:東映

若い登場人物が認知症に侵される場合、若年性アルツハイマー型認知症を描いていることが多い。アルツハイマー病と認知症は同じ病のように思われているかもしれないが、アルツハイマー病は特定のタンパク質が多量に蓄積されることで脳細胞がダメージを受け、脳の神経細胞(ニューロン)が死滅し、脳組織が萎縮してしまうと考えられている病気で認知症の一種。認知症は脳機能が低下する症状全般を示すもので、アルツハイマー病によって引き起こされる場合が、アルツハイマー型認知症と呼ばれ、認知症全体の半数以上を占めている。物忘れがひどくなるといった症状は同じでも、軽い認知症はリハビリで改善できる場合があるが、アルツハイマー病は医療機関での治療が必須となる。

高齢者の認知症を描く場合は、介護問題と向き合う家族など、周囲の人々が中心となることが多いが、若年性認知症の場合は、周囲の人々と共に、病の進行を自覚する当事者自身の苦悩も描くことが多い。

荻原浩の同名長編が原作の『明日の記憶』(2005)は、50歳の働き盛りのサラリーマン佐伯(渡辺謙)が、突如若年性アルツハイマー病に侵されてしまう。記憶を失っていくばかりか、感情もコントロールできなくなっていく佐伯が、進行する病の恐怖と闘う姿と共に、彼を支え続ける妻(樋口可南子)の姿が描かれる。記憶や正気を失っていく本人の恐怖は切実だが、それを受け止め共に乗り越えようとする妻の存在が、夫婦であり続けること、人を愛すること、そして人間として生き続けることなどを静かに問い掛ける。

また、横山秀夫の同名原作を映画化した『半落ち』では、元警察官の男がアルツハイマー病に苦しむ妻を殺害した悲しい事件と、彼が3日後に自首したことの真相が描かれる。

 

■男女の普遍的な愛を描く海外作品

『私の頭の中の消しゴム』

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『私の頭の中の消しゴム』※DVD 発売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント 価格:1,851円(税込み)
- (C) 2004 CJ Entertainment Inc.&Sidus Pictures Corporation. All rights reserved. Based on the television program Pure Soul Created and produced byYomiuri Television,Japan 2001

外国映画で若年性アルツハイマー型認知症を扱った映画としては、日本でも大ヒットした韓国映画『私の頭の中の消しゴム』(2004)がよく知られている。社長令嬢でお嬢様育ちのスジン(ソン・イェジン)と、工事現場で働く愛に懐疑的なチョルス(チョン・ウソン)が恋に落ち、二人はさまざまな困難を乗り越えて結婚するが、スジンは若年性アルツハイマー病に侵されていることがわかる。チョルスは愛するスジンを支え続けようとするが、スジンは最愛のチョルスのことさえ忘れていく自分に苦悩し、ある決断をすることになる。お互いが惹(ひ)かれ合い、愛を深めていく過程が丁寧に描かれているだけに、その後の悲劇がより一層深い悲しみを呼ぶ。若年性とはいえ20代の若さでの発症はまれなケースではあるようだが、アルツハイマー型認知症は高齢者だけの病ではないことを、広く知らしめることにもなった。なお、本作の原作は日本のテレビドラマ「Pure Soul 君が僕を忘れても」だが、後に映画を基にした同名ドラマも日本で制作されている。

 

『アウェイ・フロム・ハー 君を想う』

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映画『アウェイ・フロム・ハー 君を想う』
Lions Gate/Photofest/ゲッティ イメージズ

深く愛し合う夫婦をアルツハイマー型認知症の悲劇が襲う映画としては、熟年夫婦が主人公のカナダ映画『アウェイ・フロム・ハー 君を想う』(2006)もある。結婚して44年になる夫婦は満ち足りた生活を送っていたが、ある日、妻のフィオーナ(ジュリー・クリスティ)がアルツハイマー型認知症であることがわかる。物忘れが激しくなり、挙動に支障をきたしてきた妻を夫のグラント(ゴードン・ピンセント)は辛抱強く見守るが、病に苦しむ妻は愛する夫のためにも自ら介護施設に入ることを決断する。しかし、施設の規定で会えない日々が続くと、妻は夫のことを忘れ、患者の仲間を愛するようになっていた。夫は困惑しながらも、別の男を愛することが今の妻の幸福であれば、それを見守ろうと覚悟を決める・・・。妻を愛すればこその夫の苦悩、そして愛する人を忘れてしまう妻の苦悩がカナダの美しい自然を背景に切実に描かれる。女優のサラ・ポーリーが長編映画監督デビューを果たし、アトム・エゴヤンが製作総指揮を務め、カナダのアカデミー賞ともいわれるジニー賞で作品賞を含む7部門を獲得したほか、アカデミー賞では脚色賞と、ジュリー・クリスティが主演女優賞にそれぞれノミネートされるなど高い評価を受けた。

 

『アイリス』

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『アイリス』※DVD 発売元:松竹 価格:5,076円(税込み)
- (C) MMI FOX IRIS PRODUCTIONS LIMITED,INTERMEDIA FILM EQUITIES LIMITED AND BBC FILMS ALL RIGHTS RESERVED. (C) 2001 NEW LINE PRODUCTIONS,INC.ALL RIGHTS RESERVED. (C) 2002 NEW LINE Home Entertainment, INC. All Right Reserved.

実話を基にした『アイリス』(2001)は、イギリスの哲学者・作家・詩人であるアイリス・マードックと、彼女を公私共に支えた夫のジョン・ベイリーの生涯を描いている。才女として名をはせた若かりし日々のアイリスの生き生きとした描写と、アルツハイマー病を発症してから弱っていく老年期の対照的な描き方が見事で、「言葉のプロ」が言葉を失っていく人生の皮肉が克明に描かれている。年老いたアイリスとジョンをジュディ・デンチとジム・ブロードベントが、その若かりし日々をケイト・ウィンスレットとヒュー・ボネヴィルが演じ、アカデミー賞ではブロードベントが助演男優賞を受賞したほか、デンチは主演女優賞、ウィンスレットは助演女優賞にそれぞれノミネートされるなど、こちらの作品も高い評価を受けた。

他にも、あくまで物語をドラマチックに展開するための手段といった印象ではあるものの、『きみに読む物語』(2004)や『やさしい嘘と贈り物』(2008)などにも認知症を患う人物が登場する。ラブストーリーでもあるこれらの認知症を絡めた映画は、病によって愛する人からは忘れられてしまおうと、自分が忘れさえしなければ愛し愛されたことや愛すべき存在であることは変わらないといった、普遍的な愛を描いた作品ともなっている。

 

■アニメならではの表現で描く『しわ』

『しわ』

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『しわ』※ブルーレイ 価格:4,935円(税込み)
発売元:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン - (C) 2011 Perro Verde Films - Cromosoma, S.A.

認知症を描いた映画は実写だけではない。アニメーション映画『しわ』(2011)は、スペインのアカデミー賞とも称されるゴヤ賞で最優秀アニメーション賞と最優秀脚本賞、またNHKが主催する、優秀な教育コンテンツを表彰する「日本賞」も受賞している。本作では、養護老人ホームで同室になった2人の老人を中心に、アルツハイマー型認知症にかかった老人の苦悩、施設の仲間が老いや病にむしばまれていくさまを目の当たりにする老人の苦悩、そして、老いても最後まで人間らしく生きたいと願う老人同士の交流などが描かれ、年老いていくということがどういうことなのかを考えさせられる。アニメーションならではのキャラクターや自由な表現に、ユーモアを交えた語り口も相まって、老後の切実な問題を親しみやすく見せている。

 

映画が教えてくれること

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映画『毎日がアルツハイマー2 ~関口監督、イギリスへ行く編~』
- (C) 2014 NY GALS FILMS

症状や治療にもよるものの、『毎日がアルツハイマー』2作品の時間経過による病の進行を見てもわかるように、実際のアルツハイマー病は数か月で脳の働きが失われていくといった、フィクションの作品で描かれているほどは速く進行しないことが多いという。進行してもその人らしさや豊かな感情の世界を持っていて、失っていく記憶を自己防衛しながら毎日を懸命に生きている。忘れていること自体を忘れるほどに進行してしまうと本人はむしろ幸せなのかもしれないが、最近の記憶は消えても古い記憶は残っていたり、思い出せなくても忘れていることを自覚できている初期の状態こそが、実は一番つらいのだという。何もかも忘れてしまうわけではないだけに、本人の苦悩を察してあげることが必要なのだ。

日本では介護のサポートをする環境が整っていないことも大きな問題とされている。映画を通じて理解が深まれば、身近な人や自分がその問題に直面したときに安心して暮らせる社会を作ろうという機運もより一層高められるかもしれない。また、誰もが身近な人や自分自身にいつか訪れるかもしれない認知症には未知の恐怖があると思うが、これらの映画を観ることで、わずかでもその心構えができたり、無知であるがゆえの恐怖を緩和することができるだろう。認知症を描いたこれらの映画は、現在認知症の家族を持つ人に勇気を与えてくれるとともに、今後ますます身近になっていくであろう問題について、それを乗り越えていくヒントになるはずだ。

(編集部・天本伸一郎)

映画『毎日がアルツハイマー2 ~関口監督、イギリスへ行く編~』は7月19日よりポレポレ東中野ほか全国にて順次公開

関連作品情報

毎日がアルツハイマー2 関口監督、イギリスへ行く編

関口祐加監督の母・ひろこさんが、アルツハイマー型認知症と診断されて3年半。頑なに家から出ようとしなかった閉じこもり生活にも少しずつ変化が見え始める。デイサービスに通えるようになり、嫌がっていた洗髪をし、娘の関口監督と一緒に外出もするようになった。その姿はなんとも幸せそうである。しかし、調子が悪い日は感情の起伏が激しく、突然怒りがこみ上げたり、相変わらず一日中ベッドの上ということもある。そんな母との生活の中で“パーソン・センタード・ケア”(P.C.C.=認知症の本人を尊重するケア)という言葉に出合った関口監督は、認知症介護最先端のイギリスへと向かい、北部ノーリッチにある認知症ケア・アカデミーを訪問。認知症の人を中心に考え、その人柄、人生、心理状態を探り、ひとりひとりに適切なケアを導き出すP.C.C.の実態に迫っていく……。

チラシ