『映画 暗殺教室』菅田将暉 インタビュー

インタビュー

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中学時代はクラスのみんなと仲が良いタイプ

担任教師を務める謎の生物「殺せんせー」を暗殺しようとする過程で、逆にさまざまなことを教えられるという斬新な設定で話題の大ヒットコミックを実写映画化した『映画 暗殺教室』。本作で、原作でも絶大な人気を誇る赤羽業(カルマ)を演じた菅田将暉が撮影を振り返った。

『映画 暗殺教室』

取材・文: 小島弥央 写真: 上野裕二

『映画 暗殺教室』は3月21日より全国公開

原作人気ナンバーワンキャラクターのプレッシャー

Q:大人気コミックの実写映画化で、注目度もすごく高かったと思うのですが、作品に臨むお気持ちはいかがでしたか?

この10年ぐらい「週刊少年ジャンプ」を毎週買っているんです。「暗殺教室」も連載が始まった時から読んでいたので、それを自分がやるんだ、と。しかも、撮影中に(原作者の)松井優征先生から「カルマ、人気投票1位だったよ!」とメールが来て(笑)。

Q:プレッシャーですね(笑)。

「知ってますー!」っていう(笑)。そんな大役をいただけるという感謝の気持ちと同時に、どうせなら、自分がやるからには自分の好きなようにやりたいなと思いました。できないところはどうしたってできないけど、できないなりにどうやって違う方向から攻めていこうか、と考えてアプローチしていきました。

Q:原作がある中で、カルマの役づくりはどのようにされましたか?

漫画に出てくるシーンがほとんどなので、逐一読み返して、漫画のコマとコマの間を埋めていく作業を心掛けていこうと思いました。漫画という資料があるので、台本には書かれていないけど、漫画にはあることをやったり、イメージだけでやらないようにしました。

Q:原作を教科書のようにしていたんですね。となると、原作ファンのことも意識されましたか?

毎回、原作ものをやる時に思うんですけど、全部の声は聞けないですし、監督にOKしていただいたんだからと思って、そこを考えるのはやめました。後悔している部分もあるし、納得できていない部分もありますけど、次につなげたいなと思います。もちろん賛否両論あると思いますけど、僕自身も原作ファンの一人ですし、その中でべストを尽くしたのがこの形かなと思います。

『映画 暗殺教室』

実は高いところが苦手・・・!?

Q:菅田さんは高いところが苦手とお聞きしたんですが、高いところでのシーンがかなりありましたよね。

高いところ自体は大丈夫で、そこから自分でジャンプするのも好きなんですけど、よく遊園地にある落ちるのがダメで・・・・。この世に絶叫系が存在している理由がまったくわからないですね(笑)。なんでお金を払ってこんなことをする必要があるんだろうと思ってしまいます。

Q:フワッと感がダメなんですね。崖から後ろ向きに飛び降りるシーンがありましたが、あれは大丈夫でしたか?

あれは、ずっとロープを張った状態にしてもらっていたんです。急にドーンと落ちると、向こうも支えきれなくなっちゃうし、危ないので。だから、落ちているというよりも、運んでもらっているという感じでした。それをプロの力で早めにやっているから落ちているように見えるという(笑)。後ろ向きに崖から飛ぶという恐怖はありましたけど、そこはまだ大丈夫でしたね。

Q:殺せんせーや堀部イトナなど、CGを使うキャラクターとの共演も多かったですが、そういった部分はいかがでしたか?

カルマの戦い方って、本当に漫画的というか、キレッキレのビックリするような動きをするんです。これをどうすればいいのかなと考えながらやるのは楽しかったですね。アクションも、カルマならこうやって銃を撃つとか、カルマのことをわかってアクションをつけてくださっているので、意識しながらやるのが面白かったです。

『映画 暗殺教室』

実はカルマと同じ数学好き!

Q:撮影は群馬県で1か月間、合宿のような形で行われたそうですが、印象に残っていることはありますか?

20歳以上が6人ぐらいいたので、(山田)涼介含め、よく一緒にいましたね。みんなでご飯を食べに行って、次の日がなかったら飲んだり、公園でアクションの練習をしたり。中学生みたいなことばかりしていましたよ。(手でやりながら)「いっせーの2!」なんて。山田涼介の「いっせーの2」はシュールですよ~(笑)。そんな普通の中高校生みたいなことを「やっていかなきゃな」という話もしていたので、楽しんでいました。

Q:山田さんとはかなり仲良くなられたようですね。

タンクトップが似合うんですよね、彼は(笑)。めちゃめちゃマッチョなんです。なんていうか・・・・雄々しい! 小さい頃からずっとテレビで見ていた印象があるので、「どんな人なんだろう?」「存在するのか?」と思っていたんですけど、それが「存在した!」というところから始まり、探っていくと「あ、人間だ・・・・」と(笑)。人間くさいんですよ。かっこいい部分も、かわいい部分も、熱量を持ってきちんと行動している姿を見ると、「ああ、いいなあ」と思いましたね。

Q:ちなみに菅田さんご自身は、どんな中学生でしたか?

クラスの中で仲が悪いヤツもいないけど、すごくいいヤツもいなくて、みんなと仲が良かったです。普通の生徒から、ゲームばかりやっているヤツ、スポーツやっているヤツ、不良・・・・全員と仲が良くて、でも常に一定の距離がある感じでした。

Q:何か夢中になったものは?

ずっとサッカーをやっていたんですけど、中学の終わりからダンスもやるようになって。あと数学が大好きでしたね。数学の先生になろうと思っていましたから。だから、カルマに近いんです。記憶が正しければ、ほぼ満点に近かったと思います。面白かったんですよね。気持ち悪いぐらいノートに数学の式を書いていました(笑)。数学は生き方や判断材料になるんです。難しい話になるので、またの授業にしますね(笑)。

記事制作 : シネマトゥディ(外部サイト)

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