『恋する♡ヴァンパイア』桐谷美玲 インタビュー

インタビュー

  • twitter
  • facebook
  • はてなブログ
  • google+
  • LINEで送る

『恋する♡ヴァンパイア』の予告動画

桐谷美玲が演じるヴァンパイアのキイラは、幼なじみの哲(戸塚祥太)に恋しながら、「世界一のパン職人になる」という夢を抱くごく普通の女性。従来にないヴァンパイア像を作り出した桐谷が撮影を振り返った。

『恋する♡ヴァンパイア』は4月17日より全国公開

取材・文:大小田真 写真:尾鷲陽介

人間じゃなくなるのは「一瞬」だけ

Q:まずは率直に、ヴァンパイアを演じた感想を教えてください。

キイラはほとんど人間なんです。哲くんのことが好き過ぎて、その思いが高まると「血を吸いたい!」という本能に駆られてしまうだけなんです。そのシーンについては、監督から「とにかく『ガーッ!』と行って!」という指導がありました。それ以外の部分は本当に普通の女の子です。誰でもコンプレックスってあると思いますが、キイラの場合はそれが「ちょっとヴァンパイア的」なだけなんです(笑)。

Q:確かに従来のヴァンパイア映画に比べて登場人物の性格や映像そのものが明るいですね。

劇中に登場する「アンチアンチエイジング」という薬の効果もありますね。人間と同じように年も取るし、爽やかな日差しの中を笑顔で歩いたりできる。ですから、ポップな恋愛映画のような映像になっています。後半になると暗くてダークなシーンもありますけど、メインのシーンはほとんど昼間です。

『恋する・ヴァンパイア』桐谷美玲 インタビュー

共演キャストは国際色豊か

Q:今作ではアジア各国出身の俳優と共演されていますが、現場での様子を教えてください。

キイラと一緒にパン屋で働く留学生・美琪役のモン・ガンルーちゃんは、本当にかわいいんですよ~。撮影を重ねるたびにどんどん日本語を覚えてくれて、現場のムードメーカー的存在でした。劇中でわたしが中国語を使うシーンのセリフを確認してもらったり、大学の中国語のテスト勉強に協力してもらったこともありました(笑)。基本的に台湾で活動しているのでなかなか会えないんですけど、「I miss you!」ってメールでのやりとりは続いています。

Q:チェ・ジニョクさんとイーキン・チェンさんの印象はいかがでしたか?

ジニョクさんは敵対するヴァンパイアの役で出演されています。撮影中、スタッフさんから「ジニョクさんはすっごい体をしている!」って聞いたんです。それで、失礼とは思いながらも「ちょっと筋肉を触らせてください」ってお願いしました。おなかのあたりだったんですけど、すごかったですね。服の上からでも十分わかるぐらいの腹筋でした。チェンさんはヴァンパイアのボス役で、キイラの両親の敵でもあります。この作品の中で一番の「悪」なんです。でも、ご本人はものすごくジェントルマンですね。ヴァンパイアを演じている時の険しい表情と、オフの柔らかい笑顔とのギャップが魅力的でした。

Q:哲役の戸塚(祥太)さん、キイラのおば夫婦役の大塚寧々さん&田辺誠一さんとはどんなコミュニケーションをとられましたか?

撮影がちょうどW杯の開催期間と重なっていたんです。戸塚さんとは、カットがかかるたびに試合の途中経過を一緒にチェックしていました。寧々さんと田辺さんは実生活でもご夫婦でありながら、役の上でも夫婦役という設定でした。田辺さんとは何度も共演させていただいていますが、寧々さんとの「リアル夫婦」ぶりを目の当たりにできたのは貴重でした。撮影中に何度か「この場面、どうしようか」ってお二人で相談していたんです! もう、本当にほほ笑ましくて(笑)。

『恋する・ヴァンパイア』桐谷美玲 インタビュー

海外進出の野望は・・・・全然ない!?

Q:北京で学んだという鈴木(舞)監督の作品、さらには外国人キャストとの共演を経験し、海外進出の夢も膨らみましたか?

いえ、全然ないです! ストレート過ぎる答えでごめんなさい(笑)。海外の作品に出演するということは、当然、外国語を使って演技するわけですよね。それだけでも大変なのに、わたし、かなり人見知りなんです。仕事の経験としてはもちろん貴重なものになるはずですが、現時点では、「積極的に海外で活動したい」という思いはありませんね。

Q:昨年末には「世界で最も美しい顔100人」(TC Candler)の第8位に選ばれていましたが。

とても光栄なんですけど、率直に言えば「どうしてわたしが?」って感じです(苦笑)。誰が、どういう基準で選んでくださったのかわからないですし・・・・正直、実感がないんですよね。

Q:最後に今作の見どころと今後の目標を教えてください。

キイラの「心の動き」に注目ですね。切なくなったり、キュンキュンしたり、また切なくなったり・・・・。一見、女性向きに思えるかもしれませんが、キイラや哲くんの真っすぐな気持ちは男性にも理解してもらえるはずです。ヴァンパイア物ですが、とてもストレートな純愛映画だと思って観ていただければと思います。個人的には、大学を卒業して25歳になった今、純愛物以外にもいろんな作品や役と出会いたいと思っています。お母さん役とかも、そろそろあるのかなぁなんて。年齢的に役の幅が広くなってきたことは、率直にうれしく感じています。

※最大10MBです。大容量のパケット通信料となりますため、ご注意ください。

記事制作 : シネマトゥディ(外部サイト)