『インサイド・ヘッド』竹内結子・大竹しのぶインタビュー

インタビュー

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小学生の時に家出未遂を経験

『インサイド・ヘッド』竹内結子・大竹しのぶ

映画『インサイド・ヘッド』は五つの感情(ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリ)をキャラクター化した革新的なアニメ。日本語吹き替え版の声優を務めるヨロコビ役の竹内結子とカナシミ役の大竹しのぶが語った。

取材・文:南樹里 写真:杉映貴子

『インサイド・ヘッド』は7月18日より全国公開

竹内結子、家出体験を明かす!?

Q:本作には、どのようなメッセージが込められているのでしょうか?

竹内結子(以下、竹内):自分の経験を重ね合わせて共感できる作品なので、これはわたしたちの物語だと思いました。人生で迷ったときでも自分の感情を確認できたり、笑顔になったりできる作品です。

大竹しのぶ(以下、大竹):人の誕生と共に最初に生まれる感情がヨロコビ。人として大切なことを教えてくれる映画なので、ぜひ大人の人たちに観ていただきたいです。世の中がヨコロビであふれてほしいです。

Q:本作はライリーという11歳の少女の物語ですが、自身の少女時代を振り返って、どんな女の子でしたか?

竹内:実はわたし、小学生の低学年のときに家出をしたことがあるんです。すぐにご近所の方に見つかってしまい、家出未遂に終わりましたけど。

大竹:どうして家出をしたの?

竹内:詳しくは覚えていないんですけど、何だか自分はここにいちゃいけないんだ! って思ったんです。思い付いてすぐ行動したので、荷物も何も持たずに飛び出しました。でも、怖いというか、心細くなって半泣きしながら歩いていました。どこかにたどり着く前に、近所の方に声を掛けられたので、短い家出で終わったんですけどね。

大竹:そうだったんだ。何事もなく無事で良かったね。思えば、昔ってご近所の方の目があって、みんなで子どもたちを守っていましたよね。

Q:大竹さんは、どんなお子さんだったんですか?

大竹:わたしはよく歌っている子でした。その当時にはやっている歌というよりは、賛美歌とかを歌うことが多かったですね。

『インサイド・ヘッド』竹内結子

苦手な食べ物を拒む必殺技とは

Q:本作に登場するビンボンのような想像上のお友達はいましたか?

竹内:うーん、いたのかなぁ。今は思い出せないだけで、もしかしたらわたしにもビンボンのようなお友達がいたのかもしれませんね。そしたら、何て名前を付けただろう? ミニ結子とか? あるいは男性名にしていたかも。って、こういうふうに考えるのも楽しいですね(笑)。

大竹:わたしはいなかったですね。兄弟が多いので、あまり一人になることがなかったんです。体を動かして遊ぶ子供でしたから、空想にふけることはほとんどなかったです。

Q:子供の頃、お二人は苦手な食べ物に対して、どう対処していましたか? ライリーの場合は、ブロッコリーを食べるとムカムカという感情が必殺技を繰り出すシーンがありました。

竹内:わたしも苦手な食べ物がありました! グリーンピースです。一応食べるんですけど、口の中で頬に避けておくんです。その後で、ほかの食べ物と一緒に飲み込むという方法で乗り切っていました。

大竹:わたしは牛乳がダメでした。学校の給食でもなかなか飲み終わらなくて、居残りさせられていました。

竹内:牛乳は技が使えないから大変ですね。

大竹:ムカムカも含め、感情とは上手に付き合いたいですね。

『インサイド・ヘッド』大竹しのぶ

アフレコ自己採点は50点と70点!

Q:オリジナル言語が英語の作品に、日本語で吹き替える難しさもあったと思います。アフレコはどのように収録されたんですか?

竹内:収録は1人でした。10日間くらいで収録しました。

大竹:わたしは3日間でした。アフレコの指示って「このせりふのここまで言ったら息継ぎをして、次へ」という感じに、すごく具体的で細かいんです。結子ちゃんは本当にせりふの量が多かったから、大変だったと思います。

竹内:体を使わずに声だけで表現していく難しさもありましたね。ついつい体を動かしたくなっちゃて、ムズムズしていました(笑)。

Q:ご自分の出来に点数を付けるとしたら、100点満点で何点ですか?

大竹:わたしは70点ですね。映画として観たときに、わたしの顔がわからないほうがいいんじゃないかな、というのがあるから、そこがすごく難しかったです。

竹内:わたしは50点! 後は、観てくださった方に決めていただきたいですね。

大竹:何点ぐらいだと思う?

竹内:そうですねぇ、30点くらい頂けたらうれしいです。

記事制作 : シネマトゥデイ(外部サイト)