恋、旅、食……○○の秋映画特集

コラム

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恋、旅、食……○○の秋映画特集

秋といえば、恋をしたり、旅をしたり、美味しいものを食べたり、秋の夜長にしっぽりとサスペンス映画にハマってみたりと、やりたいことがめじろ押し! そんな○○の秋をいろいろ堪能したいという、欲張りなあなたにぴったりの新作映画をジャンル別にピックアップしちゃいます。

【恋する秋】

『ギャラクシー街道』

ギャラクシー街道
(C) 2015 フジテレビ 東宝

<見どころ解説>
ヒットメーカー・三谷幸喜監督による、奇想天外なSFロマンチックコメディー。時は西暦2265年、宇宙空間に作られたスペースコロニー「うず潮」と、地球を結ぶスペース幹線道路・ルート246666。その街道沿いにある小さなハンバーガーショップで巻き起こる宇宙人たちの日常を、ユーモアたっぷりに描く。店主のノアを演じる香取慎吾、その妻ノエ役の綾瀬はるか、優香、遠藤憲一、小栗旬、西田敏行、大竹しのぶなど、豪華キャスト陣が宇宙人を熱演!

ギャラクシー街道 
(C) 2015 フジテレビ 東宝

<ここに胸キュン!>
本作の宇宙人たちは、大半が恋の悩みを抱えている。大の愛妻家でありながらも、美しい元カノの出現にドギマギしてしまうノア(香取)。そんな夫の様子にヤキモキしながらも、自分に好意を寄せるリフォーム業者と禁断の関係になってしまいそうになるノエ(綾瀬)。恋する相手の言動に一喜一憂する姿は、宇宙人も地球人とまったく同じでキュンキュンしまくり! ただし、地球人とはちょっと違う愛情表現をする宇宙人もチラホラ。その一風変わった方法に注目!

『俺物語!!』

俺物語!!
(C) アルコ・河原和音/集英社 (C) 2015映画「俺物語!!」製作委員会

<見どころ解説>
別冊マーガレットで連載中の人気少女漫画「俺物語!!」を、鈴木亮平主演で実写映画化。主人公は、身長2メートル・体重120キロの屈強な肉体と、オッサンのようないかつい顔を持つ心優しき男子高校生の剛田猛男。そんな彼と、ピュアな女子高校生の大和凛子(永野芽郁)との甘酸っぱい青春ラブコメディ。 猛男に成り切るために約1か月間で30キロも増量し、数秒のシーンのために柔道の特訓を重ねた鈴木の役者魂と、渾身の顔芸を堪能してほしい。

俺物語!!
(C) アルコ・河原和音/集英社 (C) 2015映画「俺物語!!」製作委員会

<ここに胸キュン!>
誰かに何かを頼まれたら、反射的に「任せろ!」と引き受けてしまう。自分の幸せより好きな人の幸せを優先する。まさに男の中の漢(おとこ)である猛男。そんな彼に恋をして、手作り菓子で猛アタックする大和。でも、今までモテたことのない猛男は、彼女の気持ちに全然気付かない。本当は自分も大和が大好きなのに……。「もう、好きって言っちゃいなよ!」とスクリーンにツッコミたくなるほどウブな二人が、キュート過ぎてキュンキュンが止まらない!

【行楽の秋】

『探検隊の栄光』

探検隊の栄光
(C) 2015「探検隊の栄光」製作委員会 (C) 荒木源/小学館

<見どころ解説>
伝説の未確認生物を探すテレビ番組の出演者とスタッフが、秘境のジャングルを訪れ、大騒動を巻き起こす探検コメディー。起死回生を狙って探検隊の隊長役に挑む落ち目の俳優・杉崎(藤原竜也)。番組が面白くなるならなんでもアリなプロデューサー・井坂(ユースケ・サンタマリア)。その場の勢いに任せる適当なディレクター・瀬川(小澤征悦)。そのほか、キャラ立ちまくりのメンバーたちが、予測不可能な冒険を繰り広げる。

探検隊の栄光
(C) 2015「探検隊の栄光」製作委員会 (C) 荒木源/小学館

<ここが旅気分!>
日本各地のジャングルっぽいところでロケを敢行したという本作。リアル洞窟や川で、トカゲ(食用)を食べたり、ワニ(もちろん作り物)と格闘したり、文字通り身体を張った藤原の勇姿から目が離せない。さらには武装ゲリラ(演じているのは外国人に見える日本人!)まで登場し、異国の秘境でハメを外しちゃった日本人の気分になる。映画館に居るだけで秘境にトリップした感覚を味わえるのでお得。

『起終点駅 ターミナル』

起終点駅 ターミナル
(C) 2015 桜木紫乃・小学館/「起終点駅 ターミナル」製作委員会

<見どころ解説>
直木賞作家・桜木紫乃の短編小説を、佐藤浩市主演で映画化したヒューマンドラマ。愛する人を死に追いやってしまった過去を持ち、最果ての街・釧路で国選弁護人としてひっそりと生きていた完治(佐藤)。そして、彼が弁護を担当することになった敦子(本田翼)。二人が出会ったときから、それぞれの停滞していた時間が動き出す。美しさと寂しさが同居する北国の情景の中、人と人との触れ合いによって生まれるほのかな温かさが、ジワリと胸に染み入る。

起終点駅 ターミナル
(C) 2015 桜木紫乃・小学館/「起終点駅 ターミナル」製作委員会

<ここが旅気分!>
釧路で1か月以上に渡ってロケをしたというだけに、幻想的な雪景色、最果ての駅のホーム、にぎやかな市場など、旅情感をかき立てるシーンが満載。しかも、そこで暮らす人々の息遣いが聞こえそうなほど、生々しく切り取られている。また、とれたてのスジコから作ったイクラの醤油漬け、佐藤自らがレシピを考案したというザンギ(鶏の唐揚げ)など、完治の食卓を彩る釧路名物もシズル感たっぷり。冬の釧路に行きたくなること請け合いだ。

『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』

PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~
(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

<見どころ解説>
児童文学などで知られるピーターパンは、なぜネバーランドで永遠の少年として暮らすことになったのか。そんなピーターパンの前日譚(たん)をオリジナルストーリーで描いたファンタジー大作。ロンドンの孤児院に暮らすピーターは、ある日空飛ぶ船でネバーランドに連れ去られてしまう。そこでフック船長やタイガー・リリーと出会い、宿敵となる黒ひげとの戦いに挑む。丸刈りで黒ひげを怪演するヒュー・ジャックマンの悪役ぶりは一見の価値あり。

PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~
(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

<ここが旅気分!>
主人公の少年、ピーターが空飛ぶ船でやって来たネバーランド。最初は独裁者の黒ひげが牛耳る炭鉱で働かされていたピーターだったが、幼いころに別れてネバーランドにいるかもしれない母を捜すために脱出を敢行。炭鉱から出ると、そこは大自然や極彩色の世界! 先住民や人魚、龍と見まがう巨大なワニと遭遇したり、空飛ぶ船でのバトルをしたりと大冒険を繰り広げる。まさに映画だからこそ体験できる、おとぎの国の冒険を思う存分楽しんで!

『五つ星ツーリスト THE MOVIE~究極の京都旅、ご案内します!!~』

五つ星ツーリスト THE MOVIE~究極の京都旅、ご案内します!!~
(C) 2015『五つ星ツーリスト THE MOVIE』製作委員会

<見どころ解説>
京都を舞台にした深夜ドラマの劇場版は、ドキュメンタリー界の巨匠といわれる映画監督が京都にある旅行会社の「伝説のトラベルマスター」を密着取材するという設定。伝説のトラベルマスターとして取材されることになった渡辺直美ふんする高瀬京香ら中央管理センターの面々が担当するのは、幕末好きのカップル。ところがカップルにある揉め事が発生する。渡辺のほか、山本裕典、寺島進らテレビドラマのレギュラー陣が出演。

<ここが旅気分!>
劇場版では旅行者が幕末好きのカップルということで、京都にある幕末ゆかりの地が多数登場する。維新の志士に関する資料を展示する「霊山歴史館」などは、歴史が好きな人や新撰組に思い入れがある人なら一度は訪れたいと思うはず。また、旅行者であるカップルに発生するいざこざを解決するのは、旅行者を幸せにする京香の腕の見せどころ。歴史好きカップルを納得させ、仲直りさせることができるか見届けつつ、京都の美しい風景で目の保養をしたい。

【食欲の秋】

『料理人ガストン・アクリオ 美食を超えたおいしい革命』

料理人ガストン・アクリオ 美食を超えたおいしい革命
(C) 2014 Chiwake Films, All Rights Reserved

<見どころ解説>
世界でにわかに注目を浴びる南米ペルー料理を表す「ペルービアン」の立役者が、料理人のガストン・アクリオ。レストランを12カ国で経営し、2015年にはイタリアのミネラルウォーター・ブランドが選んだ「ザ・ワールド50ベスト・レストラン」で14位にランクインしている。ドキュメンタリーでは地元の農家や漁師にも目を配り、料理人をめざす若者たちを支援するガストンの様子なども取材。ガストン・アクリオの卓越した料理センスと情熱には脱帽!

料理人ガストン・アクリオ 美食を超えたおいしい革命
(C) 2014 Chiwake Films, All Rights Reserved

<ここが満腹!>
日本ではまだなじみのないペルー料理「ペルービアン」は、スペインや中国、そして日本といったペルーへの移民の料理の影響を受けているという。加えてペルーは自然に恵まれ、栄養価の高いキヌアの産地として名高く、新鮮な魚介類が豊富。ガストンが調理をするシーンではごま油や唐辛子がよく使われていて、なかでも生の魚介類を使ったマリネ「セビーチェ」や、ソースの付いた肉の串焼き「アンティクーチョ」といった料理は和食に通じるところもあり日本人の口に合いそう。ペルー料理を身近に感じるはず!

『ステーキ・レボリューション』

ステーキ・レボリューション
(C) 2014 LA FERME PRODUCTIONS SAS et C.PRODUCTIONS

<見どころ解説>
20カ国、200店を超えるステーキハウスを巡り、世界一美味しいステーキを決める、肉好きにはたまらないドキュメンタリー映画。アメリカ、フランス、スペインなどのほか、世界に「Wagyu」として通用している和牛にも着目し、日本では霜降りのステーキを堪能。監督はフランスで畜産を営む家庭に育ち、映画製作の道に進んだという人物。その興味は各国の牛肉事情にも及び、農家を徹底調査。食欲と好奇心を存分に刺激される。

ステーキ・レボリューション
(C) 2014 LA FERME PRODUCTIONS SAS et C.PRODUCTIONS

<ここが満腹!>
ステーキは肉の味をシンプルにかつ贅沢に味わえる点では万国共通なれど、食材の牛肉は国によって品種や育て方も実にさまざま。肥料は牧草か穀物か、何年ほど育てて出荷するかといったことで、肉質や味にも変化があるという。国外では生育不能なはずの和牛がスウェーデンで育てられていたり、フランスのコルシカ島では原種の牛が見直されていたり。食への意識が高められると共に、何より皿に乗ったお肉に食欲が沸いてきて、観賞後はステーキハウスへ直行決定!

【サスペンスの秋】

『劇場版 MOZU』

劇場版 MOZU
(C) 2015劇場版「MOZU」製作委員会 (C) 逢坂剛/集英社

<見どころ解説>
直木賞作家、逢坂剛の小説を映像化したTVドラマ「MOZU」の劇場版。巨大な陰謀に巻き込まれた公安警察官、倉木(西島秀俊)の最後の奔走が描かれる。TV版を手掛けた、『海猿』でおなじみの羽住英一郎監督の下、主演の西島をはじめとするキャストが再結集。実物を使ったガンアクションや公道を封鎖して撮影したカーチェイスなど、本格的なアクションを熱演する。キーパーソンのダルマにふんするビートたけしの怪演にも注目!

劇場版 MOZU
(C) 2015劇場版「MOZU」製作委員会 (C) 逢坂剛/集英社

<ここに要注意!>
TV版では姿を現わさず、多くの人間の悪夢の中にのみ出現する存在として描かれたダルマ。都市伝説と思われた、この最後のボスがついに本作で登場。日本で起こったあらゆる大事件に関わっていると言われる、この男の秘密とは? 彼はいったい何をしようとしているのか? そして倉木は、この巨大過ぎる敵を倒すことができるのか? 炎に包まれるクライマックスまで緊迫感はグングン上昇し続ける!

『グラスホッパー』

グラスホッパー
(C) 2015「グラスホッパー」製作委員会

<見どころ解説>
『重力ピエロ』『ゴールデンスランバー』などの映画化作品でも知られているベストセラー作家、伊坂幸太郎の同名小説を映画化。渋谷のスクランブル交差点で起こった無差別殺人事件でフィアンセを亡くして復讐(ふくしゅう)を決意した元教師と、異なる立場から事件の後処理に関わることになった二人の殺し屋。接点のなかった彼らの運命は、それぞれの闘いを通して交錯する! 生田斗真、浅野忠信、山田涼介による硬派な競演がアツい。

グラスホッパー
(C) 2015「グラスホッパー」製作委員会

<ここに要注意!>
冒頭で起こる、車の暴走がもたらした罪なき人々の惨死事件。その謎や、関係者たちの奔走に迫ることでサスペンスは高まる。黒幕は果たして誰なのか? 何のためにこんなことをしたのか? そんなミステリーに加えて殺し屋二人の息詰まるバトルや、婚約者を殺した真の仇を追う元教師の復讐(ふくしゅう)の行方が絡み合う展開に息を飲む。とりわけ、戦闘のスキルも計画性なく、気持ちだけで先走る元教師(生田)の危うい行動がスリリング!

記事制作 : シネマトゥデイ(外部サイト)