『俺物語!!』鈴木亮平・坂口健太郎インタビュー

インタビュー

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男前なキスの練習方法を助言

『俺物語!!』鈴木亮平・坂口健太郎

映画『俺物語!!』は異色の少女漫画を基にした高校生の純愛を描く胸キュン必至のラブコメ作。巨体の主人公・剛田猛男役の鈴木亮平と、猛男の幼なじみで親友・砂川誠役の坂口健太郎が、恋バナを含む男前全開トークを繰り広げた。

『俺物語!!』は10月31日より全国公開

男が思う男前とは

Q:男前をキーワードにお話を伺いたいです。

鈴木亮平(以下、鈴木):健ちゃんはさ、まず顔が男前だよね。塩顔男子!

坂口健太郎(以下、坂口):(照れ笑い)亮平さんも塩顔だと思いますよ。

鈴木:そう? 自分でもあっさり系だと思うけど。じゃ、僕も塩顔ってことで、この映画は塩顔男子の映画です(笑)! でも、剛田猛男(以下、猛男)は豚骨醤油味だね。太麺で濃い目、大盛り……。

Q:猛男、砂川誠(以下、スナ)という男前キャラを演じてみていかがでしたか?

鈴木:男らしさとはどういうことか、猛男に教えてもらいました。猛男は体格のよさ、力強さ、スポーツ万能といった外見で男前だと見られがちですけど、実は内面が男前だから愛されるんだと思います。男らしさを端的に言い表すとすれば、それは優しさ。若い頃はカッコイイとか強いことが男らしさだと思っていましたが、今の年齢になり、この役に出会えて確信しました。

坂口:猛男に対する愛情にも近い友情を持つ点は、猛男とは違ったカッコよさだと思います。猛男が広くて大きくて厚みがあるのに対して、スナは外見がクールでサラッとして見えるけれども、猛男を思う気持ちにブレがない、そういう芯がある男。そこが僕は好きです。

Q:幼なじみで親友という猛男とスナの距離感は独特ですよね。

鈴木:猛男の口元についたチョコをスナが手で拭くってラブラブ過ぎるので、現場で話し合いになりました。どうなのか、と。そのチョコを食べたら別の方向にいくけど、手で拭くのはギリギリありなんじゃないかって。

坂口:でも、監督はそれが面白い! とおっしゃっていました。猛男も拒否しないし、スナからすると友情を超えた家族感覚で、ごくごく普通のこと。少年時代から続く二人の関係性を示すいいエピソードになったと思います。

『俺物語!!』鈴木亮平・坂口健太郎インタビュー

ラップ越しのキスシーン秘話

Q:猛男が大和との初キスを想定して、スナを相手に無理やりラップ越しにキスを練習するシーンは笑えました!

鈴木:あの撮影は健ちゃんと一緒に夕飯を食べて、歯磨きして、口腔洗浄液で口をきれいにしてから撮りました!

坂口:一応、キスシーンの前ですからね。エチケットです。

鈴木:本編で使われているのはキス直前まで。でも直前で止めたら止めた画になるので、本当にキスをしています。それも本番だけではなく、事前に坂口くんに断って、テストからガッツリいかせてもらいました。カメラのアングルを変えて撮ったのを含めると、僕らは計8回くらいラップキスをしました。

Q:その感触はどうでした?

2人:硬かった(笑)!

坂口:猛男のガバッっとくる動きでラップを強めに顔に当てられて、唇の感触よりもとにかく息苦しかったです。想定していたよりも大変でした。唇の柔らかい感触はあまりわからなくて、僕は視界も遮られていたので、何も見えないところにぽっと生温かいものが! っていう感じでした。

鈴木:そうだね。人肌というか温度は感じたけど、プラスチックとかガラスとかが触れている感じ。もしもこれをマネしてリアルなキスの感触を求めるなら、ラップはペラペラの薄いものを使うといい、と助言したいですね。

坂口:それで、顔のラップはフワっとのせるのがポイント。

鈴木:そこを15歳の猛男くんはまだわかっていなかった(笑)。

『俺物語!!』鈴木亮平・坂口健太郎インタビュー

キラキラした青春モード全開!

Q:キュンとする恋模様を観ていると恋愛温度が上がります。

鈴木:十代の恋っていちずにその子しか見えないし、世界がすべて恋一色という感じ。すごくわかります。恋は傷付くこともあるけれども、すごく自分を成長させてくれる。僕は気持ちを伝えずにいられないタイプなので、好きな人に「好きだ!」って言いたくなります。

坂口:高校生のときって、クラスメイトに好きな子がいたとしても一緒に帰るだけで緊張するものです。猛男と大和さんを見ていて、僕自身の体験はないけれども、甘酸っぱい感覚とかキラキラした青春に惹(ひ)かれました!

Q:劇中のデートで言うと、遊園地合コンですか?

坂口:高校時代は部活が厳しくて僕自身はそういうことが一切なかったので、うらやまし かったです。

鈴木:俺もなかった。あの設定は土曜日で半日授業が終わって、お互い制服で他校の子と4対4デートでしょ? 楽しそう(笑)。

Q:大和が作ったお菓子をおいしそうに食べるシーンもキュンとしました。もしも、好きな女の子が作った手料理がイマイチだったときはどうしますか?

鈴木:僕はすごくうれしいから黙って食べる! それに好きな子が作ったというだけでおいしく感じる気がするし、「好きな子マジック」ってあると思う。

坂口:自分を思ってくれる気持ちがあると心が満たされますし。料理が不得意でもレシピなりを見て作るだろうから、食べられないことはないと思うので、自分のために作ってくれたものはちゃんと食べます。

Q:男前な答えですね(笑)。好きな子マジックってどんなことですか?

鈴木:大和の友達は本当にかわいい。普通にクラスメイトでいたら勉強に集中できないぐらい。だけれども、猛男は思いを寄せる大和にしか目がいかない、それが好きな子マジックですね。

坂口:スナには、好きな子マジックはまだ早いんじゃないかな。そもそもスナの理想のタイプが謎。ちょっと達観しているところがあるし。スナが女の子のことで悩んだり、取り乱したりって想像がつかない。好きな子マジックに掛かった瞬間を見てみたいです。

鈴木:スナには一回本当の恋愛をして、それでぐちゃぐちゃになる体験をしてもらいたいね。いつか、どこかで恋愛の洗礼は受けると思う。

取材・文: 南樹里 写真: 高野広美

記事制作 : シネマトゥデイ(外部サイト)

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