日本一忙しい高校生俳優・中川大志、ブレイクの実感は「申し訳ない」

インタビュー

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『通学途中』中川大志(撮影/石井隼人)

今年に入って、映画・テレビドラマの主演作は4本。“日本一忙しい現役高校生”といっても過言ではない、俳優の中川大志。驚異的視聴率を記録した日本テレビ系連続ドラマ「家政婦のミタ」の長男役をきっかけに一躍、注目株俳優に。人気ケータイ小説を映画化した『通学シリーズ 通学途中』(11月21日公開)では主演を務める。そんなブレイク中の中川に、現在の心境や学生生活の思いを聞いた。

「ブレイク中なんて言わないでください。恥ずかしいし、何だか申し訳ない」とはにかむが、映画『青鬼 ver.2.0』『通学シリーズ 通学途中』、連続テレビドラマ「監獄学園 -プリズンスクール-」「南くんの恋人~my little lover」と今年の主演作は、なんと4本。しかし中川に浮き立つ気配はない。「俳優である以上、主演は目標でした。もちろんプレッシャーはありますが、今の自分はどの現場に行っても一番年下。まだまだ年上のお兄さん・お姉さんに甘えさせていただいていますし、皆さんに支えられながらやっています。だから“現場を引っ張るぞ”というには、まだまだ」と謙虚に受け止めている。

『通学シリーズ 通学途中』中川大志(撮影/石井隼人)

その一方で、大役を与えられるたびに、俳優業の醍醐味と改めて向き合い、その面白味にどんどんハマっているともいう。「俳優業の魅力は、自分以外の人間になれる事。自分の性格と真逆の役どころは楽しい。自分の経験にないものを演じるためには、経験者から話を聞いたり、勉強したり、そのプロセスが面白い。難しければ難しいほど俳優としてのやりがいを感じます。自分とは違うモノになった時の解放感と言ったら……」。

『通学シリーズ 通学途中』では、片思いするヒロイン・ユキ(森川葵)を優しく見守る美術部男子のコウ役。「コウは自分からアクションを起こさない、待ちの姿勢を貫く男。ユキが他の男性を好きだと知っているからこそ、待ち続ける。切ない役どころですね」と分析し「もし自分だったらはっきりと思いを伝えてしまうと思う。自分に振り向いてくれるだろうという自信がない限り、待ってはいられないです。僕だったら自信がないので、すぐに振り向かせたい」と真逆の役どころに好奇心を刺激されている。

『通学シリーズ 通学途中』中川大志(撮影/石井隼人)

役柄同様、中川も高校生。現在17歳の高校2年生だ。順調な俳優業の傍ら、今しかできない学生生活も大切にしている。「今の仕事はこの後もずっと続くものだけれど、学校生活は期間がある。勉強もしたいし、友達との時間や行事、この年齢でしか出来ない事を沢山していきたい。それこそ自分自身の経験値を増やす事に繋がるから」と俳優業へのフィードバックにも期待。

学生生活は“俳優”という肩書を下す瞬間でもあり「僕の周りの友達は本当にいい奴ばかり。僕が出ているテレビや映画を観てくれる事もあるけれど、こういう仕事をしているから近づいてきた、というような人は一人もいない。学校でも普通に接してくれるし、居心地が悪くなるような形で必要以上に踏み込んでも来ない。友人には恵まれています」と、フラットな関係を維持する友人たちの気持ちが嬉しい。

携帯電話を通しての交流も、中川にとっては仕事の合間の重要なオアシスとなる。「空き時間に友達のTwitter、Instagramを見たり、LINEをチェックしたり。僕にとって携帯電話は外界との通信グッズ。外と繋がれる安心感をもらっています」とあどけない笑みを浮かべる。

『通学シリーズ 通学途中』中川大志(撮影/石井隼人)

イケメン俳優として女性人気も高いだけに、最後に好みの女性のファッションについて尋ねてみると……「高すぎず、低すぎずの位置にあるポニーテールがいいですね。髪の毛を下している子が、ポニーテールにする時の仕草にはグッとくる」とポニーテール最強説を熱弁し「ファッション面では甘い女の子っぽさがあるよりも、キレイ系が好き。スカートもフリフリではなくタイトスカートがいいですね」と教えてくれた。

(取材・文/石井隼人)

記事制作 : dメニュー映画

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