名演だ!と思った役者の吹き替えは?

コラム

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吹き替えでは、普段の演技とは違う一面が見られるかも
吹き替えでは、普段の演技とは違う一面が見られるかも

役者さんが吹き替えをすることが多い昨今。「プロの声優さんじゃないんだし……」と侮って、映画を観てみたら、度肝を抜かれてしまうなんていうこともたまにあります。「名演だ!」と映画好きを唸らせた、役者さんによる吹き替え作品について意見を聞いてみました。

木村拓哉(ハウル/『ハウルの動く城』)

「キムタクは存在感がありすぎるせいか、ドラマで見るときは正直どんな役をやってもキムタクにしか見えないが、『ハウルの動く城』のハウル役には完全にハマっていた。ちょっと情けない一面も見せるハウルの声も演じ切っていて、良い意味でキムタクらしさが消えていて良かったと思う」(31歳男性)

完璧でクールなイメージのキムタクとハウルはかけ離れていたにも関わらず、ハマっていましたよね。

有村架純(マーニー/『思い出のマーニー』)

「有村架純がマーニー役に決まったとき、話題性を重視したのかなと思っていたが、ごく自然な演技に驚いた。マーニーのイメージに合う透明感のある声で、これを聞いてしまった後では、有村架純以外にマーニー役の適任者が思いつかない」(22歳男性)

俳優業と声優業は全然違って難しいと言いますが、どちらでも才能を発揮してしまう方もいるんですね。映画を観るときにストーリーや演出はもちろんですが、吹き替えに着目して観てみると、楽しみ方の幅が広がりそうです。

宮﨑あおい(九太/『バケモノの子』)

「『バケモノの子』の主人公である九太の子ども時代を演じた宮﨑あおいはすごかった。性別も年齢も全然違うのに、9歳の男の子の声だと言われても誰も疑わないと思う。同じ監督の作品である『おおかみこどもの雨と雪』の母親のときとはまるで違う声なので、余計に驚いた」(26歳男性)

同じ声優業でも、母親役と男の子役を演じ分けられるところに女優の底力を感じさせられますね。今後の細田作品への出演も期待してしまいます。

杏(お栄/『百日紅』)

「百日紅(さるすべり)のお栄は見た目からして杏さんのために描かれたようなものだと思ってしまうほどにぴったりとくる。お栄の強気な性格が口調からも感じ取れて、役者としての技量が感じられた。もともとはモデル出身なのに、演技も声の演技もうまいなんて多彩過ぎる」(25歳女性)

声の演技はもちろんですが、確かに見た目もそっくりでしたね。同じ配役で、今度は実写版も観てみたいです。

今回ご紹介した方以外でも、名演だと言われる役者さんは数多くいるはず。吹き替えを意識してみると、映画の楽しみ方にまた一つ深みが出そうですね。

(佐々木ののか+プレスラボ)

記事制作 : dメニュー映画