ごく普通の家庭だけど、みんな変。『友だちのパパが好き』岸井ゆきのインタビュー

インタビュー

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“純粋でヘンタイな恋愛映画”という衝撃的なキャッチコピーの本作。
劇中で、親友に「パパが好き」と告白され、様々な騒動に巻き込まれる娘・妙子役を演じた岸井ゆきのさんに本作出演の感想を聞いた。

山内監督とのお仕事は、舞台「身の引きしまる思い」に続き、2度目となる岸井さん。
今回の妙子という役について、「監督があて書きをしてくださっていたので、妙子はこんな子だろうとか、人物像をあまり作り込まずに演じました。監督からも「こうやってほしい」という指定はなく、自由に演じさせていただきました。」

吹越満との共演

過去には、愛人役や兄妹役、そして今回は親子と、共演の機会が多い吹越満さんについては、「ご縁があるんだなと感じています。吹越さんは、演じている役のイメージから、怖い人なのかもと思っていたし、でも全然違うんです。いつもニコニコしているし、気さくな方で大好きです。」

今回演じた妙子は、岸井さんの実年齢と近い役。もし友だちに「お父さん好きになった」と告白されたら?「引きますね(笑)。その友だちとは、どんどん距離をとっていこうとするというか…避けるような態度をとってしまうと思います。」
パパが好きと告白されても友だち関係をやめない妙子の気持ちについては、「マヤに向かって、「取ってもいいよ」とか言ってますけど、妙子はお父さんのことが好きだから、取られたくなくて、見張っているんじゃないのかな?」と理解して演じたという。

「妙子の家庭は、ごく普通の家庭だと思うけど、みんな変だなぁとも思う。その立場に立たされたら、そうなっちゃうのかもと思うけど、みんな気持ちが行き過ぎているんです。個人的には、ミドリ(お母さん)に幸せになってもらいたいです。」

実際の父親との関係については、「すごく仲がいいんです!一緒に食事に行ったり、父は釣りがとても好きなので、船に乗って釣りにいったりします。釣った魚を家で料理してくれて、家族で食べたりするんですよ。楽しい関係です。」と嬉しそうに話す。

リアルな演技で注目を集める

KANA-BOOのMVや東京ガスのCMでのリアルな演技で注目された岸井さん。
実は自分の思いを伝えることが苦手という一面も。「言いたいことをため込んじゃうタイプなんです。でも、直したいなと思って。話したことを箇条書きにしておいたり、時間をかけてでも伝えるようしています。」

また最近、プライベートでキックボクシングを始めたそう。「肉体的に強くなれば、内面も強くなれると思って。ミットを打っていると、ストレスがパーン!って弾けて消えていくのがわかるくらいスッキリしますよ!体力もついてきたし、ストレス解消にもなるし、すごく楽しくて、夢中になっています。」

最後に、「この作品は、見てスカッとする人と、嫌な気持ちになる人がいると思うんですけど、まっすぐな気持ちでいることは間違ってないと思える作品なので、ぜひたくさんの方に観てもらいたいです。」

2016年も、『ピンクとグレー』、『森山中教習所』など、話題作への出演が続く岸井さん。
今後についてはキラキラした笑顔で、「いろんなお仕事を経験して、もっとたくさんの人に知ってもらいたい。」と語ってくれた。
2016年もぜひ注目していきたい。

12月19日、ユーロスペースほか全国公開
©2015 GEEK PICTURE

この記事で紹介している作品

友だちのパパが好き

記事制作 : CinemaGene(外部サイト)