「吊り橋効果」を使った心理テクニックとは? デートにオススメのホラー映画

コラム

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恋人と一緒ならホラー映画も怖くない!?

「吊り橋効果」という言葉をご存知の方は結構多いのではないでしょうか。これは、吊り橋を渡っているような緊張状態を異性と一緒に体験すると、そのドキドキを恋の始まりと勘違いしてしまう心理作用のこと。そして巷では、「怖い映画をカップルで観ると吊り橋効果でうまくいく」なんて噂もあります。そこでカップルたちが「実際に観たあと、うまくいった」というホラー映画をいくつかご紹介します。

『呪怨(劇場版)』(2003年・日本)

「ホラーが好きだという彼女を初デートに誘って観にいった映画。本当にめちゃくちゃ怖くて、観終わったあとは2人して物陰すべてに悪霊が潜んでいるんじゃないかという気分に。彼女は1人暮らしの家に帰りたくなくなったらしく、泊まれそうな友人の家を探したけどあいにく見つからない。そこで『寝るまで僕と通話をつなげておく』と約束をして、お互い家路に着いた。そのときの電話で一気に距離が縮まった」(33歳男性)

観賞後も恐怖が尾を引く映画なら、こんな成り行きもあるようですね。頼れる男性として、彼女にいいところをアピールできた様子。

『パラノーマル・アクティビティ』(2010年・アメリカ)

「映画の作風もあって、ちょっと映画通な人でないと誘いにくかった作品。その頃知り合った女性と話が盛り上がって観に行くことに。この映画を観に行けた時点でお互い共通の趣味があるという連帯感があって、さらに内容もかなりこわかったので『あのシーンがやばかった!』と盛り上がれた」(25歳男性)

作中の登場人物がハンディーカムで撮影した映像がそのまま映画になっているという、モキュメンタリー(擬似的なドキュメンタリー)手法の映画です。口コミで世界的なヒットとなりました。ヒットの仕方はメジャー級でしたが、たしかに映像だけ見ればメジャー映画然としていません。少しマニアックなホラー映画を観にいける相手がいたら、その人は恋人候補かも?

『永遠のこどもたち』(2008年・スペイン/メキシコ)

「ホラーで、こわいんだけど、観終えたらすごく切なくて、ひと筋の光に包まれる温かさを感じるような、珍しい映画体験ができた。運よく、一緒に観た彼も同じ気持ちになったようで、大切なものを共有できた感があった」(28歳女性)

「普段ホラーは観ない」という人でも、ドラマ要素のあるホラー映画なら誘いやすいかも。ホラー要素とドラマ要素が見事に共存することで、より見応えのあるものとして仕上がっている名作です。

『ミザリー』(1991年・アメリカ)

「ひたすら精神的に恐怖を感じる映画で、観賞中は手汗がものすごかった。こわさが徐々に徐々に増していって、映画全体がジェットコースターになっているような作品。彼とヘロヘロになって映画館を出て、『面白かったね……』と言ってその日はあとのデートの予定をキャンセルして2人とも帰った。でも翌日に彼から『次のデートはいつにする?』なんて電話がかかってきた」(43歳女性)

スティーヴン・キング原作の映画です。主演したキャシー・ベイツの狂気が銀幕からほとばしるかのようで、彼女はこの作品でアカデミー主演女優賞を受賞しています。このエピソードこそ、ザ・吊り橋効果なのかもしれませんね!

『エスター』(2009年・アメリカ)

「当時、友達以上恋人未満の彼女とDVDで観賞。エスター役の女の子に翻弄される主人公とその周りの人たちに、『その子絶対怪しいから!』とワイワイ叫びながら観た。もちろん、こわかったからそれを解消するためにそんなふうだったのだけれども。観終えて感想を話すうちに、話題が子どもについてになって、『将来何人子どもがほしいか』などを話せたのが、なおよかった」(28歳男性)

映画鑑賞をする際、映画館には映画館の、自宅には自宅の良さがあります。パートナーとあれこれ言い合いながら観ることができるのは自宅観賞の魅力のひとつですよね。

ホラー映画にあるこわさのドキドキに加え、プラスアルファの要素が1つ以上あると映画デートの成功率は上がりそうです。これから誰かを映画デートに誘う予定のある方は、そんな映画を探してみてはいかがでしょうか?

(藤井弘美+プレスラボ)

この記事で紹介している作品

呪怨(劇場版)
パラノーマル・アクティビティ
永遠のこどもたち
ミザリー
エスター

記事制作 : dmenu映画