恋人と趣味が合わなかった映画

コラム

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お互いが面白いと思うものが、ちょっと違う……?
お互いが面白いと思うものが、ちょっと違う……?

すべての人がそうではないとはいえ、男性が好むもの、女性が好むものには違いがあるもの。映画の趣味にも、男女の違いはありますよね。「恋人と趣味が合わなかった映画」について、男女それぞれに聞いてみました。

<男性の声>

■マフィア・ギャングもの

「マフィアやギャングが出てくる映画が大好きなのに、彼女の共感がまったく得られない。たとえば『フェイク』(1997年・アメリカ)は、アル・パチーノの哀愁とジョニー・デップの苦悩がすごくいいのに、彼女は『ジョニー・デップはかっこよかったけど、内容が暗い』のひと言で片付けられてしまった。高倉健さんの背中もシビれるほど最高なのに、彼女は『うん。かっこいいよね』で済んでしまう。『違うんだよ、そうじゃないんだよな~!』と思う」(33歳男性) 「男の哀愁」の真の格好よさは、同性である男性がとりわけ強く感じられるものなのかも。高倉健さんの熱烈なファンには女性より男性の方が多いともいいますね。

■ディープな世界

「『恋の罪』(2011年・日本)は彼女と趣味が合わなかった。彼女の感想は『重すぎてどよーんとな る』で、たしかにどよーんとなるんだけど、『それを含めて面白い』というのが僕の感想」(27歳男性) 女性でも重い世界観に浸りたいという人はいそうですが、恋人と一緒に観るとなると、カラッとしたものを好む人も多そう。

■男は夢を見る生き物

「『アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち』(2009年・アメリカ)のよさは、彼女に伝わらなかった。『本当にロックでかっこいいオジサンたちだ、自分もこんなふうに歳を取っていきたい』と切に思ったけど、彼女は『哀れにしか感じられなかった』と……」(40歳男性) この映画は、「過去に大成功したけれど現在はまったく売れていないへヴィメタルバンドを続けている中年男性2人」を追ったドキュメンタリー。夢を追っていたい男性と、かたや現実的に生きていきたい女性……男女の違いがよく表れているエピソードです。

<女性の声>

■恋愛青春もの

「少女マンガが原作の恋愛青春ものを2回観にいったことがある。全編胸キュンし通しだった私に対して、彼は『甘ったるい。フワフワしすぎている』とバッサリ。挙句、『あそこで彼氏が取った行動は女々しい』などダメ出ししてくるようになって、本当に興ざめなので、それ系の映画はもう一緒に観ないことにしている」(22歳女性) 美学が違えば、当然異なった観点で映画を鑑賞することになります。男性と女性で、理想の恋愛に求める要素はそれぞれ違うのかも。

■痛い映画

「『ソウ』(2004年・アメリカ)は、私は『痛い!』と思いながらも観られたけど、夫は全然ダメで観ることすらできなかった。DVDで観たが、痛いシーンになると体をビクッとさせてうつ伏せになりもう観ることを放棄する夫の反応を見るのが、また少し楽しかったり」(45歳女性) 女性の方が怖がりに見えて、意外と肝が据わっていたりすることってありますよね。「痛みに強いのは男性より女性」なんて説もあります。ちなみに『ソウ』はR15+指定の、痛いシーン満載のサイコスリラー映画です。

■濡れ場アリな映画

「『ヘルタースケルター』(2012年・日本)。私は濡れ場も含めて『沢尻エリカがキレイだな……』と思って観ていたけど、観終わってから彼いわく、『ただただ気まずかった』とのこと。それもそうかと思い、ちょっと彼に申し訳なかった」(30歳女性) 女性が同性の裸を見たところで別にどうということはありませんが、男性にとっては異性の裸。それも恋人と一緒に観ているのだとしたら、気まずさを感じるのも仕方のないことといえるでしょう。 恋人とはなるべくたくさんの楽しみを共有したいものですが、男女間の好みの違いによって、残念ながら共有しにくいものもあります。恋人を映画に誘うときは、そのあたりのことを念頭に置いておけば、2人がより楽しめる映画選びができるはずです!

(藤井弘美+プレスラボ)

akinotokusyu

記事制作 : dmenu映画