武田梨奈に続け! 邦画界はアクション女優の戦国時代に突入か

コラム

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アクション女優
セゾンカード・UCカードのCMで瓦割りを披露した武田梨奈

「日本にはアクションスターがほとんどいない」とは映画ファンの間でよく嘆かれることなのですが、実は今、有望若手アクション女優が大注目!? 瓦割りCMで注目を集めた武田梨奈をはじめ、清野菜名に山本舞香、山本千尋……といった本格派たちによって、邦画界で“アクション女優戦国時代”が勃発しそうなんです。

■「父の仇をとるため」空手を始めた武田梨奈

ただアクションに挑戦しているというだけでなく、現実に格闘技の有段者であるなど、スタントなしでも激しい格闘シーンを演じるスキルをもっている女優といえば、まず武田梨奈が挙げられるでしょう。武田の名前が一躍お茶の間に知られるきっかけとなったのが、セゾンカード・UCカードのCM。ピンクのワンピース姿の可憐な美少女が、目の前に高く積まれた瓦の山を“頭突き”で一気に割ってしまう……というインパクト大な内容で、広く話題を呼びました。もちろんこれ、ノースタント・ノーCGのガチ演技です。

そもそも彼女は、そんじょそこらにいるような「デビュー前に空手を習っていました」レベルではないのです。空手を始めたのは10歳のとき、空手大会に出場して負けた父の姿を見て「私が父の仇をとる!」と空手道場に入門。琉球少林流空手道月心会の黒帯という腕前で、大会での優勝経験も何度もあります。近年はインドネシア映画やタイのテレビドラマに出演、ミャンマー×日本合作映画で主演など、活動の場をアジア圏に広げており、日本を代表するアクションスターへの道を順調に進んでいっています。

■高校時代は“アクション部”だった清野菜名

武田の他にも注目したいひとりが清野菜名。清野は運動神経バツグンで、中学生のときに陸上の全国大会に出場し、走り高跳びで161cmの記録を残したという強者。通っていた芸能系の高校では3年間“アクション部”という部活に所属していたそうで、体を動かすことが本当に好きなようです。優れた身体能力で映画『TOKYO TRIBE』のヒロイン役に大抜擢され、ノースタントで挑んだパンチラ上等の回し蹴りシーンで注目を集めました。軽やかなバク転も要チェック!

■リハウスガールの山本舞香も……

山本舞香も忘れてはいけません。彼女も空手で黒帯の持ち主で、映画『Zアイランド』では得意の足技をたっぷり見せました。本人もハリウッドへの憧れを口にしており、自慢の蹴りで世界に羽ばたく意気込みは充分!? 若手女優の登竜門といわれる三井のリハウスガールの14代目を務めるほどの美貌のため、フジテレビ「南くんの恋人~my little lover」のヒロインなど、アクション以外の作品からもひっぱりだこですが、ぜひぜひ今後も華麗なアクションを見せていってほしいです!

■山本千尋は金メダルの腕前

さて、ここまで空手が特技の女優が続きましたが、山本千尋が得意とするのは太極拳。公式プロフィールを見ると、2008年に世界ジュニア武術選手権大会の槍術で金メダル、長拳で銀メダル、さらに2010年にはJOCジュニアオリンピックカップの長拳、剣術、槍術で優勝……と華々しい武術歴がわかります。2014年には映画『太秦ライムライト』でヒロインに起用されましたが、こちらは“5万回斬られた男”の異名を持つ時代劇俳優・福本清三の初主演作で、山本は福本演じる斬られ役俳優の弟子という設定。大ベテランである福本との1対1での殺陣も多い役どころで、真の実力がないと演じられないキャラクターでした。

他にも本格的な格闘技経験はないものの、内田理央や秋元才加など順調にアクション経験を積んでいっている女優はたくさんいます。日本から世界に知られるアクション女優が誕生する日も遠くない!?

(文/原田美紗@HEW(http://hewinc.co.jp/))

記事制作 : dmenu映画