映画に学ぶ!“顔に頼らずモテる男”の生き様とは?

カッコよくてモテるのは、当たり前。では、顔はそこそこでも、女性から好意を寄せられる人は、一体何が違うのでしょうか? 今回はそんな“顔に頼らずモテる男”の生き様を、映画作品の登場人物を例に挙げて考察してみました!

■三枚目と二枚目のギャップで魅せる! 『ルパン三世』のルパン三世

ルパンのカッコよさは、一体、どこから来ているのでしょうか?様々な要因があるかと思いますが、一番は「ギャップ」によるものだと考えられます。普段は、不二子ちゃんに鼻の下を伸ばすおちゃらけた三枚目なのに、いざというときにはスイッチが切り替わったかのようにクール。知略と行動力で様々な局面を華麗に打開するその姿に、多くの人が魅了され続けているのです。
その魅力はどの作品でも存分に堪能できるのですが、あえて白眉を1本だけと言われれば、やはり、『カリオストロの城』を挙げざるを得ません。偽札の秘密を追うルパン一味。その過程で出会った囚われの姫。その姫・クラリスとルパンの意外な過去。物語が進むにつれて明らかになっていく財宝の謎…一部の隙もないストーリー展開に、胸は高鳴ります。その後、大活劇の末クラリスを救出。そして、銭形のあの、日本アニメ史上屈指の名台詞で終わっていくのです。クラリスじゃなくても、心を盗まれてしまうのは仕方ありません。

■不器用でも懸命な姿勢で愛され系男子に! 『電車男』の山田孝之

ルックスがイケてない男が愛されるのに、必要なのは頑張ってる感!それを教えてくれる作品が『電車男』でしょう。映画だけではなく、テレビドラマ、舞台、漫画にいたるまで、様々な媒体で作品化された、メディアミックスの代表のようなこのコンテンツ。電車の中で酔っ払いに絡まれた女性を助けたところから、内気で彼女いない歴=年齢のオタク青年の心に恋が芽生え…という純愛ストーリーに、当時、日本中が沸きました。
2005年に公開された劇場版で、主演の電車男役を務めたのは山田孝之。ヒロインのエルメス(演:中谷美紀)への高まる恋心を成就させるために、2ちゃんねる上で「初デートにはどんな服装でいくべきか?」など、様々なアドバイスを求める姿が、何とも健気です。そんな彼のまっすぐな姿勢にほだされて、2ちゃんねらーたちも全力で応援。その輪はどんどん広がっていきます。不器用ながらも一生懸命努力すれば、周りからも応援されるし、中谷美紀をも振り向かせられる!そんな、夢と希望を与えてくれます。

■男の渋さで勝負! 『野良犬はダンスを踊る』の近藤芳正

近藤芳正という俳優をご存知でしょうか? googleで「近藤芳正 画像」で検索すれば、ドラマ好きならば「あ、見たことある!」となるはず。『古畑任三郎』『踊る大捜査線』『ショムニ』など、様々な作品に顔を出している名バイプレイヤーなのです。
これまで端役が多かったこのベテラン俳優ですが、2015年に『野良犬はダンスを踊る』で、40年近くの役者人生で初の映画主演を果たしました。彼が演じたのは、年齢の衰えから引退を決意した、熟練の殺し屋。三谷幸喜脚本ドラマ・通称「三谷喜劇」の常連俳優として知られ、長らくコミカルな役どころばかり演じていた姿からは想像も出来ないほど、ハードボイルドな芝居に徹しています。これがまたカッコいい! 正直な話、顔自体はお世辞にも二枚目の部類には入りません。しかし、醸し出す雰囲気は、哀愁を帯びた悲しきヒットマンそのもの。これまた人生初と言う濡れ場も、様になっているのです。細かい皺が無数に刻まれた表情には、渋みと男の色気が漂っています。きっと、長い俳優生活の中で、酸いも甘いも知り尽くした彼だから出来る顔つきなのでしょう。男とはイケメンに生まれるのではなく、人生における様々な辛酸をなめることで、イケメンになっていく生き物なのかもしれません。

いかがでしたでしょうか? ギャップがあったり、一生懸命だったり、渋みがあったり…。外見に頼らずとも、魅力的な男性になる方法はたくさんありそうです。映画の中で輝きを放つ、そんな“粋な三枚目”。あなたも目指してみてはいかがでしょうか?

●文 ロックスター小島