美しい?ちょっと変?日本が舞台の洋画6選

コラム

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美しい?ちょっと変?日本が舞台の洋画6選
日本がどんな風に描かれてるか、やっぱり気になりますよね

基本的に洋画の舞台は欧米ですが、探してみると、日本が舞台になっているものもたまにあります。日本的な美しさが見事に描写されているものもありますが、実際の日本とは少し異なる作品も多々。そこで今回は、日本が舞台になっている洋画を6本ご紹介。それぞれの作品が日本をどう捉えているかというところに着目してみてください。

■『SAYURI』

「外国人が日本を描いた代表作として、『SAYURI』があると思う。ただ、着物の着方や設定に実際とのズレがあるので、一つのファンタジーとして見たほうが良いかもしれない」(25歳女性)

『SAYURI』は、少女が一人前の芸者になるまでを描いたものですが、海外の方にとっては「サムライ」や「ゲイシャ」はかなり興味深い文化なようですね。実際と異なる点もありますが、スタッフ陣はかなり熱心に日本文化を学んで制作したそう。異文化を再現するのは難しいですね。

■『ロスト・イン・トランスレーション』

「歳を重ねたハリウッド・スターと、若いアメリカ人妻の淡い恋物語が情緒的に描かれている。日本で撮影されたこともあるが、孤独や切なさの表現が何というか日本的で、外国人の監督が撮った映画だとは思えないほど素晴らしかった」(29歳男性)

低予算にも関わらず、アカデミー賞をほぼ総なめした『ロスト・イン・トランスレーション』は、日本での生活が長かった監督の経験が反映されているのだそう。海外の監督が描き出す日本は実際とは異なる部分もありますが、この作品はその中でもかなり実際の日本に近い作品だと言えそうです。

■『ブラック・レイン』

「日米の刑事が協力して大阪のヤクザを追うというストーリー。こういうストーリーを他に知らないし、展開が早く、面白い。日本が舞台ということも思い入れの強い理由の1つかもしれない」(33歳男性)

ストーリーにかなりのハラハラドキドキ感があるということで、洋画しか見ないという方でも推薦してくれる方が多かったように思います。松田優作さんの遺作としても有名なので、一度見ておいて損はないかもしれません。

■『メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス』

「謎の巨大海獣『メガ・シャーク』と、『ジャイアント・オクトパス』が暴れて、人類を危機に陥れるというベタな展開は、結末が予想できるので安心して見ていられる。2つの海獣が暴れる場所が東京湾であるところも、B級映画感があって個人的には好きだ」(東京・28歳男性)

エイリアンものはじめ、未確認生命体の戦いというテーマは、結末の読めない作品を立て続けに見たときにほっとできますよね。ちなみに、制作はアメリカの会社ですが、ストーリー自体は日本の会社が考えたのだそう。そう思って見ると、また違った見え方になりそうです。

■『ベイマックス』

「ちょっととぼけたようなベイマックスのキャラクターが大好きで、DVDが出てからも3回も見てしまった。舞台になっている“サンフランソウキョウ”は、どこか中国っぽくも思えたので、彼らの中では日本と中国のイメージは近いんだなと思って、興味深かった」(北海道・18歳男性)

白い雪だるまのような色とフォルム、キャラクターがかわいらしいベイマックス。アニメのせいか、実際の日本に忠実でなくても、かえってコミカルな雰囲気がして笑ってしまいます。ちなみに、架空都市「サンフランソウキョウ」は、東京とサンフランシスコを融合したイメージのようです。

■『007は2度死ぬ』

「『007シリーズ』は全部見ているが、地下鉄丸の内線やホテルニューオータニなど、見覚えのある場所がロケ地になっていることがファンとしてはうれしい。忍者が出てくるなど、おかしなところもあるが、高度経済成長期の日本の活気が感じられて、違った意味で楽しめる」(東京・30歳男性)

高度経済成長期と忍者というアンバランスさが、笑いを誘いますが、外国の方にはどう映っているのでしょうか。彼らの反応を見ながら、映画を楽しんでみたいですね。

それぞれの作品に、それぞれの“日本”が生きていましたね。実際の日本と近いかどうかは別として、海外の監督が日本に興味を持ち、舞台にしてくれるのは喜ばしいこと。映画の本筋とは別に、その監督のバックグラウンドや日本で映画を撮ろうと思った理由も合わせて知ると、より一層映画の楽しみが深まるかもしれませんよ。

(佐々木ののか+プレスラボ)

この記事で紹介している作品

SAYURI
ロスト・イン・トランスレーション
ブラック・レイン
ベイマックス

記事制作 : dmenu映画

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