2月29日(日本時間)は、第88回「アカデミー賞」が発表ですね。
レッドカーペットを歩くハリウッドスターの姿や、華やかな授賞式の様子に、毎年注目している方も多いのではないでしょうか。

「アカデミー賞」の結果にもワクワクしますが、日本国内でも、国内最大の映画賞「日本アカデミー賞」授賞式が行われます。
ニュースで見たことはあるけど、詳しくは知らない…というみなさんのために、今回は1978年に誕生した、「日本アカデミー賞」についてわかりやすく解説したいと思います。

「日本アカデミー賞」とは?
日本国内の、映画芸術、技術、科学の向上発展のために設けられた賞です。
その年度の該当者に栄誉を与え、「日本アカデミー賞」協会の行うさまざまな事業を通じて、国内外に問わず交流を図り、日本の映画界の振興に寄与することを目的としています。

選定条件には以下の項目があります。
・東京(地区)の商業映画館(劇場)で公開した作品
・有料で35mm又は70mmのフイルム及びデジタルシネマ方式で初公開した作品
・原則として1日3回以上上映し、劇場公開を目的に製作された新作
・通常の宣伝のもとに 2週間以上継続して公開した作品
・40分以上の作品が対象
(モーニング・レイトショーのみの上映は含みません。)

ちなみに、「アカデミー賞」は、授賞式前年の1年間にアメリカ国内の特定地域で公開された作品の中から選考され、また映画産業全般に関連した業績に対して表彰されます。

誰が決めるの?
「日本アカデミー賞」協会の協会員が、全部門(新人賞を含む16部門)に投票します。
投票された結果は、第三者機関によって集計され、各部門の優秀賞受賞者及び受賞作が決定します。
協会員の投票によって決定されるという点は、「アカデミー賞」と同じルールとなっています。

今年の注目作品は『海街diary』で、優秀作品賞、優秀監督賞、優秀主演女優賞など、最多12部門を受賞しています。

© 2015 吉田秋生・小学館/フジテレビジョン 小学館 東宝 ギャガ

映画の中で4姉妹を演じた、綾瀬はるかさん(優秀主演女優賞)、長澤まさみさん(優秀助演女優賞)、夏帆さん(優秀助演女優賞)、広瀬すずさん(新人賞)の4名それぞれが各賞を受賞しました。
そのほか、新人賞部門を、有村架純さん、土屋太鳳さん、山?賢人さんなど、大活躍中の若手俳優陣が受賞しています。

授賞式の女性司会者は、前年の最優秀主演女優が担当するので、来年開催される第40回の司会者は綾瀬さんかもしれませんね。

「アカデミー賞」との違いは?
「アカデミー賞」は、まずノミネートという形で発表され、授賞式で受賞者が発表されます。
受賞者には、受賞名が刻印されたオスカー像が贈られますが、 賞金や副賞はありません。
あくまでも名誉のみが与えられる賞だということが特徴です。
「日本アカデミー賞」の場合は、事前に各部門の優秀賞が発表され、 優秀賞の中から、最優秀賞を授賞式で発表します。
受賞者には、賞状、優秀賞ブロンズのほか、「アカデミー賞」には無い賞金が与えられます。

「アカデミー賞」に賞金はありませんが、受賞後、映画出演のオファーや、出演料(ギャラ)が大幅に増えるため、収入は後からついてくると考えられています。

第38回「日本アカデミー賞」は、岡田准一さん主演の『永遠の0』が最優秀主演男優賞をはじめ8冠に輝きました。
第39回の本年は、注目作『海街diary』が何冠に輝くのでしょうか?結果が楽しみです!