新作は「無重力」。驚愕のCGなしミュージックビデオで世界が注目!「OK Go」の映像世界

コラム

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「OK Go」の映像世界

みなさん、OK Go(オーケー・ゴー)と言うバンドをご存知でしょうか?アメリカ・シカゴ出身の4人組バンドの彼ら。音楽はもちろん良いのですが、なんといっても彼らが作るミュージックビデオがスゴすぎて、公開されるたびに世界中で話題となってます。YOU TUBEでも多くの作品が数千万回再生されているほど。先日も最新作が公開され、飛行機内、無重力状態の映像が注目され、どうやって撮影しているのかわからないと言うことで日本のワイドショーやさまざまなメディアで紹介されました。「アレか!」と気づいた人も多いのではないでしょうか?
そんなOK Go。一貫して「驚愕の」ミュージックビデオを世に送り出しています。今回はそんな彼らの映像作品の凄さのポイントをついてわかりやすくご紹介しましょう。

●ポイント?:着想がスゴイ

なんといってもすべての映像の着眼点が凄すぎるのがOK Goの特徴です。まず最新作「UPSIDE DOWN&INSIDE OUT」では、宇宙飛行士が訓練で使用する、航空機で無重力状態を生み出す仕組みを使って、無重力状態で進行する作品となっています。前作「I Won’t Let You Down」では、未来型の乗り物(ホンダUNI-CUB)と流行のドローンを使ってあっと驚く作品に。また、「The Writing’s On the Wall」では、トリックアートのようなセットを組み、メンバーがメチャクチャな撮影に挑んでいます。ほかにもメンバーが乗車運転する車に取り付けられた棒などで、広大な敷地に設置した板や鍵盤などを叩いてオルゴールのように演奏する作品(Needing/Getting)、スポーツジムにあるようなランニングマシーンを利用した作品(Here It Goes Again)など、抱腹絶倒、アイデア満載、さらにメンバー自身が体当たりで演技しているものばかりなのです。

●ポイント?:CGや映像加工がないのがスゴイ

さらにスゴイのが、すべての作品がCG、合成、映像加工なしで作られていると言う点です。今の時代、どんな映画でもCGは必要不可欠ですし、どの部分がCGか実際の映像かを見分けるのが困難なくらい技術は進化していますが、OK Goは一切そのような技術を使っていないんです。大昔の映画製作者がさまざまな知恵を集結させて感動の映像を作ってきたのと同じような感覚でしょうか?観る側の我々も、最近感じることの少なくなった、映像の力を感じざるを得ないですよね。

●ポイント?:映像長まわしがスゴイ

さらに、さらにスゴイポイントが、基本的にすべて「長まわし」で撮影されていると言う点。「ワンカット」とも言いますが、最初から最後まで、1台のカメラで止めることなく撮影されています。誰かがミスをしたらそれで終了&撮り直し。出演者の演技するタイミングやカメラの動くスピード、ものの動きがちょっとでもずれてしまったらNGということです。音楽ってだいたい4分~5分程度の作品が多いですから、それをすべて1回で撮るなんて考えただけでビクビクしちゃいませんか?ある作品でワンちゃんとメンバーが出演しているのですが、驚くことにそのワンちゃんたちが決められた動き(回ったり飛び込んできたり)をメンバーと連携してやっているんですよ。ほかにも2,000人以上のエキストラが参加した作品など、どう観ても合成しているだろうと疑ってしまうものばかり。それでも一切加工していないんですよ。スゴ過ぎませんか?

●パフュームも参加!日本で撮影した作品も

ちなみに先ほどご紹介しました前作「I Won’t Let You Down」は日本で撮影されたものなんですよ。監督も日本人、オープニングではパフュームがカメオ出演しています。エキストラも日本人で、曲中では日本人の「いち、にっ、さん、よん!」という掛け声も。最終的には成層圏に届いてしまうのではないかと言うくらいの高さまでドローンが上昇し上空から撮影しているマスゲームの映像は圧巻です。

いかがでしたか?日本とも関係の深い「OK Go」。これからもどんどん話題になってくることが予想されますので、是非今のうちに彼らのミュージックビデオをチェックしてみてくださいね。

●文 ロックスター佐藤

記事制作 : dmenu映画