『フレンチアルプスで起きたこと』などのリューベン・オストルンド監督によるカンヌ国際映画祭パルムドール受賞作『ザ・スクエア 思いやりの聖域』(4月28日公開)で、謎の男がセレブの集うパーティーをかき回す衝撃のシーンが公開となった。

 有名美術館のキュレーター・クリスティアン(クレス・バング)が発表した展示作品「ザ・スクエア」のPR動画が、世間に思わぬ反響を呼び大騒動に発展していくさまをブラックな笑いを交えて描く本作。今回お披露目となったのは、本作の舞台である美術館が主催する華やかなパーティーのワンシーンを切り取ったもの。

 正装したセレブたちがテーブルを囲むなか、突如、半裸の男がチンパンジーのように両腕を床について歩行しながら、場内をうろつき始める。時折威嚇するような鳴き声を発する“モンキーマン”を、初めは和やかに見守る場内の客たちだったが、やがて一人の男の傍で立ち止まり挑発。戸惑いながらもおどけたリアクションをする彼だが、“モンキーマン”の暴走はエスカレートし……。

 謎の“モンキーマン”を演じたのは、シルク・ドゥ・ソレイユ出身で『猿の惑星』や『ホビット』シリーズ、『キングコング:髑髏島の巨神』などで知られるモーション・キャプチャーの名優、テリー・ノタリー。カンヌ国際映画祭では、ノタリーが猿になり切ってレッドカーペットを歩き周囲の度肝を抜いたという。(編集部・石井百合子)

映画『ザ・スクエア 思いやりの聖域』は、4月28日よりヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ他ほか全国順次公開