アメリカとメキシコの国境地帯を舞台に、麻薬戦争の現実を描いたサスペンスアクションの続編『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』が、11月に日本公開されることが決定した。

 メキシコの麻薬カルテル撲滅作戦への参加を命じられた女性FBI捜査官ケイト(エミリー・ブラント)の葛藤を描いた前作『ボーダーライン』(2015)から3年。続編では、ケイトの所属部隊を率いていたCIA特別捜査官のマットと、彼に協力する暗殺者アレハンドロを中心に、カルテルとのルール無用の戦いを描く。

 彼ら“仕事人コンビ”は今回、メキシコからのテロリスト流入に危機感を抱いたアメリカ政府の命令で、麻薬カルテル同士の内戦を画策。争いの火種をまくため、アレハンドロは麻薬王の娘イサベルを誘拐するが、政府の方針変更や敵の奇襲によって想定外の事態に巻き込まれ、任務と少女の命の狭間に立たされることになる。

 マットを演じるのは『アベンジャーズ』シリーズのサノスや、『デッドプール2』のケーブル役で知られるジョシュ・ブローリン。アレハンドロ役はベニチオ・デル・トロが務める。彼らが誘拐する麻薬王の娘・イサベルを演じるのは『トランスフォーマー/最後の騎士王』で注目を浴びた新星イザベラ・モナー。

 脚本は、『ボーダーライン』『最後の追跡』でアカデミー賞脚本賞に連続ノミネートされ、初監督作『ウインド・リバー』(日本公開7月27日)も高い評価を受けたテイラー・シェリダン。監督は『ブレードランナー 2049』のドゥニ・ヴィルヌーヴから『暗黒街』のステファノ・ソッリマにバトンタッチ。一足先に公開された全米ボックスオフィスでは、初登場3位で1,900万7,566ドル(約21億円・1ドル110円計算)を稼ぎ出し、ヴィルヌーヴ監督も「ノックアウト! 素晴らしい続編に圧倒された!!」と称賛している。(編集部・入倉功一)