映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(8月3日公開)で日本語吹き替え版声優を務める広瀬アリスが2日、都内スタジオで行われた大ヒット祈願イベントに出席した。広瀬は劇中、主演のトム・クルーズふんする敏腕スパイ、イーサン・ハントを惑わす謎の女ホワイト・ウィドウ(ヴァネッサ・カービー)の声を担当したが“色気”に苦戦し、セリフが変更になったというエピソードを明かした。

 広瀬は、声を当てたホワイト役の女優ヴァネッサに対して「同世代なのにありえないぐらい色気がある」と評すると、その色気をしっかり声で表現してほしいというオーダーがあったことを明かす。これまで広瀬は映画『パワーレンジャー』(2017)などでも吹き替えを担当したことがあり、経験はあったものの色気は強敵だったようで「なぜ?」というセリフだけでも20テイクほど重ねたという。

 しかし、それでもOKが出ず、最終的に「どうして?」というセリフに変更になったエピソードを披露すると「なにげない一言が本当に難しかった」と声の仕事の奥深さを痛感していた。

 この日は、イーサンの前に立ちはだかる敏腕CIAエージェント、オーガスト・ウォーカー(ヘンリー・カヴィル)の声を担当したDAIGOもイベントに参加。オーガストは、映画『マン・オブ・スティール』(2013)などのスーパーマン役でおなじみのヘンリーが演じているため、DAIGOは筋骨隆々のヘンリーとの体格差を考え「自分史上一番低い声」という役づくりで挑んだという。

 DAIGOは、これまでも他の作品でアフレコを行ったことがあるが「不評だった作品もあった」と過去を振り返ると「今回はしっかりとやらせていただき、イメージ通りできました」と手応えを感じているようだ。

 またイベント後半には映画の大ヒットを祈願して、イーサン率いるスパイチームIMFから下されたというミッションにDAIGOと広瀬が挑む場面も。劇中でイーサンが行っているビルジャンプと崖のクライミングに挑戦するというもので、広瀬が映画にまつわるクイズに答え、その正解数によってミッションへの時間が決まる。DAIGOはスタジオにセットされた壁に時間内によじ登り、見事クリア。「MI(メチャクチャいい感じ)」と感想を述べると、広瀬も「DKDK(ドキドキ)」と“DAI語”を用いるなど息の合ったところをみせていた。

 『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』は、全世界累計興行収入3,000億円以上を誇る大人気スパイアクション映画シリーズの第6弾。今回イーサンたちに課せられた使命は、三つの都市を標的にした同時核爆発計画を阻止すること。ストーリーには、これまでイーサンが挑んだミッションのすべてがつながる拡がりがあるという。7月27日に全米で公開されるとオープニング興収で約68億円を叩き出し、シリーズ最高のスタートを切った。(磯部正和)