アニメ「トムとジェリー」の実写映画化企画を米ワーナー・ブラザースが進めていると、Varietyや Hollywood Reporterが報じた。

 実写とアニメーションが融合したハイブリッド作品になり、米ワーナーは監督として『ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]』(2005)、『TAXI NY』(2005)を手掛けたティム・ストーリーと交渉中。情報筋がVarietyに語ったところでは、来年にも撮影を開始する予定だという。

 「トムとジェリー」は、伝説的アニメーターのウィリアム・ハンナとジョセフ・バーベラが1940年に発表した短編アニメシリーズ。体が大きく乱暴者だがどこか抜けている猫のトムと、頭脳明晰でいたずら好きなネズミのジェリーの追いかけっこを描くコメディーで、アカデミー賞を幾度も受賞。誕生から80年近くが経った現在も多くの人々に愛され続けている。ちなみにジェリーは、ミュージカル映画『錨を上げて』(1945)でジーン・ケリーと共演したことがある。

 ストーリー監督は近年、『ライド・アロング ~相棒見習い~』『ベガス流 ヴァージンロードへの道』など日本未公開を発表。来年には、1970年代の名作を再びサミュエル・L・ジャクソン主演でリブートする『シャフト(原題) / Shaft』の公開が控えている。

 また米ワーナーは、過去に幾度か実写化もされたアニメ「スクービー・ドゥー」の長編アニメ映画も企画中で、クリエイティブプロデューサーとして、『ハリー・ポッター』シリーズを手掛けたクリス・コロンバスを起用したという。(編集部・入倉功一)