第74回ヴェネチア国際映画祭で主演女優賞を受賞した、シャーロット・ランプリング主演『ともしび』(原題:Hannah)の本ポスタービジュアルならびに場面写真が公開となった。

 人生の終盤、積み上げてきたものを失った一人の女の“生き直し”の物語

ベルギーのある小さな都市。アンナとその夫は、慎ましやかに過ごしていたが、夫が犯したある罪により、その生活はわずかに歯車が狂い始める。やがてそれは見て見ぬふりが出来ないほどに、大きな狂いを生じていくのだった……。「わたしはあの時、いったい何を失ったのだろう」―。老年にさしかったアンナに一体なにが起きたのか? 人は一度犯してしまった罪は、二度と許されないのか? そもそも彼女は自分の人生を生きていたのか? そして「決して明らかにしてはならぬ家族の秘密」とは――

シャーロット・ランプリング主演『ともしび』sub4

本作は、人生の終盤、さまざまな業を背負ったひとりの女性が、もう一度“生きなおし”を図るまでの、哀しみと決意を追う人生最後のドラマをミステリーで描く作品。『さざなみ』『まぼろし』につづき、年輪を重ねるにつれ、未踏の美しきオーラを放つシャーロット・ランプリングが主演をつとめ、本作は第74回ヴェネチア国際映画祭で主演女優賞を受賞している。

シャーロット・ランプリング主演『ともしび』ポスター

このたび公開となったポスタービジュアルは、アンナがこれまで生きてきた人生の苦悩をそれだけで物語るような、憂いを感じさせる横顔が切り取られたもの。まるで宙を漂う目と口元に静かに添えられた手からは、人生の終盤、さまざまな業を背負ったひとりの女性のドラマが垣間見ることができ、年齢を重ねるにつれ成熟した美しさを放ち続けるランプリングの唯一無二の存在感も感じることができる1枚となっている。

シャーロット・ランプリング主演『ともしび』sub2

あわせて公開となった場面写真は計4点。理由もわからないまま突然収監されてしまった、長年連れ添ったアンナと夫が留置所内を2人だけで歩き続けるシーンや、日常的に参加していた演劇ワークショップ受講の様子、ひとり地下鉄で物思いにふけりながら移動するシーンなどを捉えたもの。

シャーロット・ランプリング主演『ともしび』sub3

「何より、彼女に目を向け、彼女の悲しみを感じ、ひとりで新しい自分を見つける彼女のもがく姿を世間に目撃して欲しかった」と監督が語るように、老境に差し掛かった女性の陰影深い人生の心象風景を表現したものとなっている。映画は2019年1月、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開。

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