人気漫画を実写映画化した『ニセコイ』に King & Prince の岸優太が出演。『黒崎くんの言いなりになんてならない』(2016)に続いて Sexy Zone の中島健人と共演し、リーダーとしての責任感について思いを新たにしたという。

 本作で岸が演じるのは、一条楽(中島)の親友でクラスの盛り上げ役でもある舞子集。今年5月にCDデビューした King & Prince のリーダーでもある自身とは「立ち位置など、重なるものを感じる」と集と比べて落ち着いた口調で語る。また岸にとって集は目標の人物でもあるようで、「人のために尽くし、回りをよく見ている人だとわかるんですよね。それは自分に欠けた部分なので、いつか身に付けたい」と役柄へのリスペクトを隠さない。

 そんな集を演じるために原作すべてを読み、台本は何度も読み返して事前に練り上げた上で、その場の瞬発力を大事にアドリブを連発した結果「意外とウケた」と笑う岸。役柄同様に撮影現場でもムードメーカーだったのでは? という質問に、「いやいや、僕はただ笑ってもらっただけです」と苦笑し、「(中島)健人くんがほかのキャストさんやスタッフさんとも仲良くしていて、みんなが居やすい空気をつくってくれたんですよ」と明かす。

 「撮影現場に入り、おはようございます! と言った瞬間から、パーティーだ! と思えるような楽しさでした。メイク室から必ず笑い声が聞こえるんです」と最高の撮影現場だった様子。“座長”としての中島に、「他の仕事も忙しいでしょうけど疲れたところは絶対に見せないし、キャストやスタッフを気遣って笑わせていました」と尊敬を込めて言う。

 また、オンオフの切り替えもしっかりしていたといい「みんな真面目だな、負けていられないな! と燃えるものがありました。これは King & Prince としてデビュー後、初めての作品でしたので、これからもっともっと演技をしたいという想いが芽生えました。スタートダッシュと呼べる役柄をいただけたと思っています」と俳優への決意を新たにする。

 ちなみに、そんな彼が個人的にタイプだと思うのは池間夏海演じる小野寺小咲。楽が想いを寄せる美少女で「飾らずに自分が持つありのままのキレイさで闘っている、素直で純粋なところがいい。庶民派だし」と笑う。トボけながらも飾らない、それでいて純な心で俳優という仕事へ取り組もうとする小咲を表現する言葉が、どこか彼自身に重なるようにも思えた。(取材・文/浅見祥子)

映画『ニセコイ』は12月21日より公開